列車の旅は続きます。


こうなったらすべての駅を制覇!!しちゃおう!なんて・・・♪


「マントン」

レモンの香りあふれるイタリア国境の町です。

町を歩いていると、そこはすでにイタリア?!といった趣を感じます。

すんでいる人々もイタリア人みたいに底抜けに明るい感じが

します。


    マントン


            市庁舎とコクトーの結婚の間

             (マントンのみどことのひとつです


サンミッシェル教会から、

古い家々の間を迷路のように走る階段をたどり、

丘を上へ上へと登っていきます(ぜーぜー・・・はーはー・・・汗)

丘の頂上の古城の墓地に出ると、

そこから見下ろす絶景!!!!!


    南フランス


赤い屋根が寄り添う旧市街の町並みと、

はるかイタリアへと続く青い青い海のすばらしい眺めに時間を忘れます。

    
南仏


マントンでは素敵なBAGと時計との出会いがありました。

真夏にいったのに「秋」ものGET

秋が待ち遠しいです♪♪



「グラース」

数々の名香を生んだ〝香水の都〟です。

駅からバスに乗り換えるのですが、そのバスがなっかなかこない!

しかもどのバスに乗っていいのやら案内がなくて・・・

本当に「フラゴナール」にたどりつけるのかしらん??

と不安いっぱいにバスにのりこみました。

しかし・・・グラースの駅に来る観光客って

ほとんどがフラゴナール行きを

目的にしている人ばかりといっても過言ではないので、

そういう観光客についていくと

自然にフラゴナールに着いちゃうって気もします(笑



南仏


グラースでは、かの有名な「シャネルNo.5」も生まれたんですよ!!

グラースでは、やはり

「フラゴナール美術館」、「フラゴナール香水歴史工場」

いきました。

香水ができる過程など(英語のみですが)説明を聞いて、

伝統的な職人たちの香水の蒸留法、製造過程を見学できました。

なんともうれしいフラゴナール商品の工場価格販売★★、

cerisierの香りをたくさん買い込んじゃいました。




「カーニュ・シュル・メール」

ルノワールの愛した柔らかな光に包まれた町です。

この駅に降りた理由はただひとつ!「ルノワールの家」!


   
南仏


リウマチに冒されたルノワール。

絵筆も満足に握れないようになった晩年の
ルノワールはカーニュに最後の居を構えました。

オリーブの木が茂り、オレンジの花が優美が香りをふりまいています。



コートダジュール  



生前のままに残された彼の部屋。アトリエ。

車いすや、愛用のパレット、モデルの衣装・・・が並びます。

ルノワールの優しいふわふわとしたあの色合い、印象派の芸術を

世間に認めさせ、存命中にルーヴルに絵が展示されるという栄光に

いたるまでのルノワールの人生を感じます。


いやはや、しかしながらおうちまでの坂道がほんとーーーに辛い!

次の日、腰が痛くて痛くて。。(涙

とはいえ、田舎ゆえバスの本数もなく、タクシーも少なく。。。

真っ青な空を見ていると

「歩いちゃえ~!」って気分になるんですけどね。