早朝のセーヌ川

日曜日の朝８時過ぎ、パリの空はまだ暗い、、、通りは人通りがなく、車道はタクシーがたまに走り抜けていく程度。

セーヌ川の上だけは熱気が漂っている。この競技を見るのは２回目、前回も写真を載せましたがあの時は市内下流にあるミラボー橋の上から。今回この光景に遭遇したのはサンルイ島にかかるポンマリーの上から。大勢の参加者が小さなサーフボートを必死に漕いでいる姿は、ヘェーフランス人もこんなに一生懸命になることがあるんだ、と思わず感動してしまう。

少し下流に移動して写真を撮ろうとサンルイ島を渡りパリ左岸側の橋の上を通ろうとするとここでもカメラをセーヌに向けている人がたくさんいる。では私も見てみるかと車を降りて下を覗くとサーフボードが数台こちらに向かってくる。あれどうして、、と思ったがたぶんこれは初心者用の、サンルイ島を回ったところで方向を変え出発地点に戻るコースなのだなと、一人で納得。

これは白鳥でしょうか、首を丸めて睡眠中。近くによると一瞬ビクっとしたが慣れているのか姿勢を変えずずっとこのままの姿勢でいた。

トップの選手、ゼッケン１７０番、均整の取れた体つき。

２番手集団、スパートのチャンスを伺おうとお互いけん制し合っているよう。

エッフェル塔とトロカデロにかかるイエナ橋をくぐって選手たちが続々とやってくる。