ヴァンドーム広場 | 知ろまいかパリ
ヴァンドーム広場と言えばホテルリッツ、ホテルリッツと言えばダイアナ妃、ダイアナ妃と言えばアルマ橋トンネル、いまでも時たまこのトンネルをのぞき込む観光客がいる、、、ダイアナ妃のことを書こうかと思ったけど、前にも書いた気がするのでやめましょう。

今年のヴァンドーム広場のイルミネーション、実は去年と全く同じ、、、でも超高級宝石店が取り囲む広場の華やかさは他に類を見ない。真っ白な大型リムジンが止まっていても違和感はない。

宝石と言えば昨晩カンヌの宝石店に4人組の強盗が押し入り、武装していた銃で店主を撃ち殺し、大量の宝石とお金を奪って逃走、被害額はまだ未定、というニュースが流れていましたが、目撃者の話では強盗はバイクのヘルメットで顔を隠し、カラシニコフ銃以外にも自動拳銃、散弾銃などで完全武装していたとのこと、まるで映画のようですが実際に起きてしまうのがこの国のこわさ、フランスの宝石商というのは命がけの職業なのです。

折しも国立犯罪研究所の統計によると2008年から10年の間に外国人が起こした犯罪(強盗、窃盗など)が40%も増えているとのこと、要はシェンゲン協定でEU加盟国内の人の行き来が自由になり、旧東欧などから質の悪い人間が大量に流れ込んだのが原因、というところでしょうけど、いまやユーロ圏は経済も社会も良いことなし、この先どうなることやら、、、

リボリー通りからヴァンドーム広場を望む。







ホテルリッツの正面




広場の中央にそびえる戦勝記念塔