みなさん、ご自分の宗旨宗派をご存知でしょうか?
もしかした意外と知らない方は多いかもしれません。
葬儀屋さんはご遺体安置後に、弔問に駆け付けた方やお坊さんがお参りできるように「枕飾り」という簡易飾りをします。
その宗旨宗派によってお飾りの仕方が多少変わるのですが、その際、プロの葬儀屋さんはそのご家庭の宗旨宗派をどこで見分けるかというと、ご自宅にお仏壇のあるご家庭ならば、そのお仏壇の「ご本尊」を見て宗旨宗派がわかるんです。
「ご本尊」とはその宗派の中心となる仏様のことで、お仏壇の中央上部に掛け軸に描かれてお飾りされていたり、木像が置かれていたりしています(掛け軸は三幅並びが正式ですが、仏壇の大きさにより一幅にすべてまとめられたりしています)。
日本仏教の代表的な宗派と主な「ご本尊」を簡単にご説明すると以下のようになります。
- 天台宗 主に阿弥陀如来
- 真言宗 大日如来
- 浄土宗 阿弥陀如来
- 浄土真宗 阿弥陀如来
- 曹洞宗 釈迦如来
- 臨済宗 釈迦如来
- 黄檗宗 釈迦如来
- 日蓮宗 法華曼荼羅
と、このようになりますが、宗派は違えどご本尊は同じところがありますね。
葬儀屋さんはそんな同じご本尊をどこで見分けるかというと
- 「ご本尊の両脇掛けに描かれている人物(又は尊天画が書かれている文字)」
- 「各宗派の総本山の寺紋」
この二点で見分けるんです。
掛け軸なら、ご本尊が同じでもそこの総本山の紋が付いていたらそれを見ただけで
即解決というわけです。
これは浄土真宗本願寺派の紋ですが、他にも五七の桐も付いてたりします(ちなみに大谷派東本願寺は抱き牡丹と八藤紋です)。
木像の場合は両脇掛けの人物(尊天又は文字)を見たらいいというわけです(でもたまに葬儀屋さんでもわからない人がいるので残念なんですが…)。
もしどこかのご家庭へお参りや弔問に訪れる機会が今後あるときは、ご本尊を見たらその宗派のお参り作法もわかったりするので、全部覚えたら一目置かれるかも(!?)しれません。
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