お葬式に参列されたことのある方は、一度は見たことがある葬具なのではと思います。
沙羅双樹を四本に模してる白くて小さな葬具です(祭壇の前や柩の頭元近くに置かれていたりします)。
枕四華は四華花とも呼ばれ、死華花と書くこともあります。
実はこの枕四華、各宗派の教義などは関係なく、仏式葬なら必ず用意しなくてはいけない必須葬具なんですね。
仏式のお葬式の際は、色々なお供えや葬具を用意しますが、過去ブログでご紹介した「松明」や「お霊供膳」は全宗派で必要というわけではありません。
なぜかというと、どちらかというとオリジナルのインド仏教から伝わってきたというよりは、各宗派の教義的な理由だったり、中国仏教から発生したものや日本仏教ならではの葬具だからなんですね。
しかしこの枕四華は、仏教発祥の地であるインドから、まさにオリジナル仏教の伝説から由来した葬具なんです。
まさに仏式葬のシンボルですね。
一昔前は普通のお葬式でも、祭壇の両サイドには必ず大きな四華花(大四華)を置いていました。
現在でもお寺の寺葬や、真宗大谷派の葬儀飾りで金や銀の大きな四華花を見ることができます。
一般葬では枕元に置く程度の小さな葬具になってしまいましたが、それでも欠かすことのできない大事な葬具の一つです(お釈迦様はいつも沙羅双樹の下で説法をしていたと言われています)。
(お釈迦様が涅槃に入ったとき、その死を悲しんだ沙羅双樹が白く変色したと伝えられています。その他にもそのまま遺体を覆いつくした等、細かなところでは諸説あります)
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