お彼岸も終わり、札幌も一気に秋に近づいてきました。
日中はまだ20~25°くらいありますが、夜になると10~15°くらいまで気温が下がるので、この時期が一番昼と夜の気温差が激しいですね。
さて、前回ブログの続きで「空輸手配から離陸まで」の第三弾をお話ししたいと思っていたのですが、それは次回に持ち越しまして、ちょっと遅くなりましたが、前回ブログの三日後(9月6日)に起きた、北海道胆振地方で発生した大規模な地震について少しお話をしたいと思います。
はじめに、今回の「北海道胆振東部地震」の犠牲になられ、その尊いご生涯を終えられた41名の方々におかれましては、衷心よりご冥福をお祈り申し上げます。
また、残されたご遺族様にかれましては謹んでお悔やみを申し上げます。
ボクもあれから一度被災地を訪れましたが、微力ながらではありますが、同じ北海道民として、今後もまたできる限りお手伝いをさせていただきたいと思います。
過去のブログで少し前に起きた西日本大豪雨にも触れ、ポロポロ涙もろくなってしまったとお話をしたばかりでしたが、まさかボク自身も被災することになるとは思いませんでした。
ボクの住んでいる地域(札幌市北部)でも震度5強という強い揺れとなり、外を見まわすと一気に街灯が消え、まさに真っ暗「ブラックアウト」になり、その当時の光景を例えると、まさに「時間が止まった街」という感じでしたね。
震源は函館と同じカテゴリーである「道南」地方でしたが、道南とは言っても札幌に近い胆振地方(新千歳空港も近い。ちなみに札幌は「道央」)ということもあり、札幌市内の地域によっては液状化現象が起きて住宅が傾いたり、倒れたりしていました。
最初はケータイも通じていたのですが徐々に使えなくなり、情報は「ラジオ」と、車に付いている「ナビのテレビ」で収集していました。
あんな広い北海道全域が停電となり信号も止まっていたのですが、道路も皆さん譲り合いでスムーズに流れ、食料調達も大きな混乱もなく乗り越えられたと思います。
最初はサバイバルも覚悟し、今後どうなる事かと思いましたが、地震発生二日後には徐々にではありますが電気も復旧し始め、現在ではほぼ復旧が完了しています。
最後に、当たり前のことかもしれませんが、今回の地震で個人的に痛感したことや気が付いたことを何点か挙げますね。
- 電気が通らなくなっただけでとても全体的に困ってしまうことになる。
- Wi-Fi・4G、ケータイ(スマホ)は使えなくなる(光電話も)。
- ライフラインはどれ一つ欠けてはいけない。
- いざというとき頼りになるのは、やはりラジオ。
- 石油燃料(ガソリン等)はとても大事(スタンド大渋滞)。
- 最近の冷蔵庫はとても優秀(冷凍庫の中はずっと冷えたままだった)。
- キャンプが趣味で良かった(ガスコンロ・ランタン等があった)w
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