【葬儀司会】というお仕事に興味はありませんか?


私はお仕事柄、結婚式に参列した時にも、ついつい司会の方に注目してしまいます。

お式が終わり、一緒に参列した友人に、「司会者さん素敵やったね」と言うと、「見てないわ…」という返事がほとんどです。


そして、お葬儀となると参列する機会も多くありません。

興味があるのかないのかすら考えたこともない方が多いのではないでしょうか。


会館によっては、会館の職員の方が司会を担当されている場合と、私たちのような司会事務所に司会を依頼してる会館があります。

職員の方がされてる場合は少し違うかもしれませんが、大まかなお仕事内容をご紹介したいと思います。


〜お仕事の流れ〜(告別式)


•入館


•担当者とのお打ち合わせ


•式場準備(マイクテスト、BGMの準備etc)


•故人様へご挨拶


•ご家族とのお打ち合わせ


•お寺様とのお打ち合わせ


•開式(お式の進行)


•お棺を囲んでのお別れのお時間(進行)


•出棺


•斎場同行(斎場でのご案内)


•会館に戻り、ご家族、会館の方にご挨拶後退館


※お通夜のある場合は告別式の前日、一日葬の場合は告別式当日に、ご家族から伺ったエピソードを元にナレーション原稿を作ります。


式場準備まではルーティン業務です。

初めての会館はとまどいますが、何度か行かせて頂くうちに慣れていく業務です。

何度しても慣れることのないのが、ご家族との関わりです。

『同じ』がない世界。

まだ両親も健在の私には、想像しかすることのできない大切な人とのお別れ。

全力の想像力、心からの気持ちを伝える努力をフル稼働します。

そして、その心からの気持ちを伝える手段の一つが故人様に向けた『ナレーション』です。


先日のお葬儀は、旦那様を亡くされた奥様が喪主様でした。

とても仲の良いご家族で、喪主様は、本当に可愛らしくてチャーミングな方でした。

そして、故人様も多くの方に慕われた方でした。

お通夜が終わった、後から後からたくさんの方が弔問にこられ、思い出話しが尽きない夜となりました。

その感動をそのままナレーションに。

いつものように、お先に失礼させて頂くご挨拶に行くと、喪主様が、

「ナレーションで私のことを言ってくれて嬉しかったです」

とおっしゃってくださいました。


全てに正解のないお仕事。

いつも「これでいいのか」と問いかけながらの私には、ご家族からの「ありがとう」「嬉しかった」の一言に胸を撫で下ろします。

初めましての私が大切な人のお別れにご一緒させていただく。

感謝しかありません。

それなのに、皆さん、帰り際には私の心配をしてくださいます。笑

その喪主様からも、

「お身体に気をつけてお過ごしくださいね」

のお言葉…。

私がおかけしないといけない言葉なのに…。


故人様が生涯を通して、ご家族、そしてご縁ある方々に残されたものは、故人様からご家族への最後の贈り物です。

その感動をご家族とともにさせて頂きながら、私も故人様からの贈り物のお裾分けを頂いています。


つたないご紹介ですが、言葉にするのも難しいほどの感動が少しでもお伝えできていれば幸いです。



『ご家族の悲しみを共に…』


『葬儀の世界にさらなるホスピタリティを』


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ceremonyoffice  with you】

関西圏にて葬儀司会に携わっています。

「ご家族の悲しみを共に…」

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出会いを大切に、それは一瞬で人生を変える力があるから

ビジョンを大切に、それは暗闇の中で希望の光となるから

時間を大切に、それはあなたに与えられたかけがえのない贈り物だから

人生の目的を見出す第一歩は「残された時間」と正面から向き合うことから始まる

「与える人」になろう、それは世界を変える無限の力となるから

D.ゲリーヤング