「三井さん㊺結婚指輪」の続きです。

 

結婚指輪を購入するため、いくつかのジュエリーショップをまわった。プラチナだとペアで20万円くらいからで、シルバーだとペアで2~3万円くらいのものがあることまではわかった。

プラチナは変形・変色が少ないと三井さんから聞いた。そうであるならばいったんシルバーの指輪を買って、変形や変色が気になるようになったらまた新しいシルバーの指輪を買うほうが経済的ではないかという疑問と、私はたぶん、結婚指輪をつけなくなる気がすると三井さんに伝えた。

上記に対する三井さんの回答は「まきおがつけないならいらない」、「まきおがつけるなら安いものでもいい」であった。

三井さんの答えを聞いたあと少しばかり考えて、結局、プラチナの指輪を購入することにした。

そのときは直感で決めたが、具体的な理由はたぶん、以下のようなものだと思う。

・結婚指輪の定番素材がプラチナらしいことから、今の私にはわかっていない何かしらの意味なり価値なりがプラチナの指輪にはあるのだろうと思ったこと

・今日を逃すと、少なくとも数年は日本で結婚指輪を購入する機会が失われてしまうこと、つまり、いまから自分でいろいろ調べている時間はないこと

・結婚後しばらくは三井さんと会えないことを考えると、結婚を実感するための品物があったほうが良く、それはできるだけ三井さんの要望に沿ったものが良いだろうと思ったこと

・身につけないかもしれないアクセサリーを購入することよりも、いま三井さんを残念な気持ちにさせることのほうが重大な気がすること

・つまるところ、プラチナには金額以外のデメリットがないため、まぁいいかなと思ったということ

そのようなわけで、本命のお店に戻ってプラチナの指輪を購入することにした。

※細切れになってしまいましたが、たぶん次で指輪の件は終わります。