こんにちは
本日は【顎なし矯正】についてお伝えする時間を持ちたいと思います
顎なしは不正咬合の種類の一つだと言えますが 、
下顎が上顎より後ろに入っていたり
長さが短くて下顎が小さく見える現象を意味します
顎が発達していないので顔の形に影響を与え
洗練されたイメージを与えることは難しいのです
このため、外見的コンプレックスを感じて顎の矯正を受けるケースも多いのです。
ただし、似たような症状であっても
顎なしが形成される原因や
詳細な口腔状態は人によって違います。
そのため、治療前の診断を通じて口腔状況を分析し、
それに合った治療計画を立てなければなりません
顎なしが長く放置されると
顎関節や筋肉にも異常が生じ
呼吸が円滑に行われず、いびきや嗣明時無呼吸症候群など
生活の質の低下につながる結果を招く可能性があります。
したがって、顎なしのように不正咬合による骨格的な問題は
できるだけ成長期に正すことが重要だと知られています。
もちろん成長期が終わった成人だとしても
顎の原因や症状の程度によって矯正ができることも多くあります。
顎なしが疑われる方は、上顎と下顎のどちらの顎に問題が生じているのか
精密な分析過程で調べなければなりません
上顎が成長しすぎていて顎なしのように見えたり、
逆に下顎の成長が止まってしまった為に後ろに入って見える場合もあります。
顎なしは別の言葉で【過蓋咬合】と言いますが
これは先天的な骨格性不正咬合や後天的な習慣の要素によって
人の上顎と下顎の骨の間に不調和が生じる現象です。
このような問題を解決するためには顎の矯正が必要であり、
顎なし矯正をするのに最適な時期は
骨の成長が進んでいる成長期です。
乳歯が抜けて永久歯が出た時点から12歳前後、
顎骨の成長が進むときに、顎なし矯正を行うと
良い結果が期待できます。
しかし、この時期を逃して骨の成長が終わっていても
大人の顎の矯正を通じて良い結果が期待できます。
大人の顎の矯正は、骨の形そのものを変化させることは難しいですが
下顎の前上方回転により
外から見える顎の症状を最大限緩和し
歯並びを直して咬合問題を解決することができます。
患者の状態によって顎関節の治療が必要になる場合がありますが、
この場合はスプリントで顎関節の状態を安定化した後
顎なし矯正を行うというのが手順です。
下顎骨を矯正で大きくするのは難しいですが
顎なし矯正により、顎なしの症状がかなり緩和され
比較的大きな外見的満足度を感じることができます。
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