Nobody Is Right. Nobody's Perfect.

Nobody Is Right. Nobody's Perfect.

中島みゆきの曲と吉川晃司の曲の名前から。

今年も誕生日を迎えました。

この一年は何と言っても僕自身の目の
ことでしょう。

6月の末に突然右目が見えなくなりま
した。

正確には目の中に糸のようなものが見
える飛蚊症(ひぶんしょう)というも
のがありますが、一気に大量の糸が見
えた、と言いますか。

大量の糸がほつれて、無数の点が、右
の視界いっぱいに広がりました。

翌日に眼科受診して網膜剥離の手前の
網膜裂孔(れっこう)と診断され、
レーザー治療を受けました。


裂け目の端がレーザーの届かないとこ
ろまで広がっていたせいか、視界内の
出血が止まらず、ずっと右目が濁った
ままでした。

大学病院で手術をすることになりまし
たが、お盆明けまで待つことになり、
約1週間ほど入院することに。

元々近視がかなりひどかったので、
少し視力がよくなる人工レンズを入れ
ることになりました。

手術後しばらくして右目が見えるよう
になりましたが、手を伸ばした先まで
くらいがくっきり見えるように。

それまでは裸眼だと目の前くらいに持っ
てこないとスマホも見れませんでした。

眼鏡は左目に合わせているので、右目
は眼鏡かけるとぼやけることに。

元々目は右利きなので、眼鏡をかける
とぼやけた像と左目のきれいな像が重
なりかえって見づらいことに。

仕事中などは結局右目を瞑らないとや
り辛い状態になってました。

左目も白内障の手術で人工レンズを入
れることになってましたが、日程が決
まったのが9月になってから。

ここでようやく右目に合わせて眼鏡を
作ってもらい、右目主体の生活に。

2か月以上左目主体の生活でしたが、
やっと落ち着きました。

10月13日に左目の手術が行われま
したが、こちらは一泊二日で退院に。

落ち着くまでは仕事を休みました。

大体これくらいという度数に眼鏡を合
わせたので、手術後の実際の視力は少
しぼやけて見えるくらいに。

11月21日に大学病院受診した時に
眼鏡の処方箋を書いてもらうので、
そこでようやく落ち着くことになりそ
うです。


目の事は現在進行形ですが、家族の事
でも激変でした。

5月に父が血便から吐血して、救急車
で運ばれました。

5年前に心不全の診断受けて、県病院
に行くよう紹介状も書かれて息子にも
伝えるようにと言われていたとか。

2年前に胃がんの診断受けたのに
(以下略)。

どちらもこの時に発覚しました。

そして、入院した先で認知症であると
診断されて、治療後も転院して施設に
移ることに(現在進行形)。

免許の更新を忘れて失効したり、
朝と夜の区別がつかなくなったり、
と認知症の兆候はありました。

救急車で運ばれる数日前に、自転車で
転んで近所の人に連れてこられたのが、
後で思えば伏線でした。

7月には離婚して遠くで暮らしていた
母が手術を受けると連絡があり、電話
で話しました。

膵臓癌のステージ4ということでした
が、治療は断っていて、腹の中にたまっ
た水を抜く手術ということでした。

たまたま少し前に見たドラマで、膵臓
癌のステージ4がもう助からないとい
う扱いだったので、密かに覚悟をして
いましたが、展開は予想外に早く、
数日後には母が亡くなったと連絡が。

ちょうど白内障の手術のために大学病
院受診の予約を入れたところで、右目
が見えてない時期でした。

この日は夜勤の出勤前で、弟に連絡を
頼んで仕事に行きましたが、数時間寝
た後弟と相談の上、向かうことに。

宮崎から淡路までの弾丸ツアーとなり
ましたが、弟がいなければ行けたかど
うかわかりません。

夜に淡路入りして一泊。翌日葬儀に参
加して、火葬場までは行きましたが、
飛行機の時間なのでそのまま帰ること
に。

こうして改めて見ると、無事に誕生日
を迎えられること、両目で見ることが
出来ていることに感謝です。