英語発音スクールCEPIOの中村です音譜

今日はカタカナ英語についてのお話しです。

私達は、英語の単語をカタカナで表記しますが、その中には単数形があるにもかかわらず、なぜか複数形の発音がカタカナ表記として定着してしまったものがあります。

例えば
フルーツ(fruits)
スポーツ(sports)
シューズ(shoes)
シーツ(sheets)

言われてみれば、確かに!と思いませんか?どの単語も複数形のSを含んでいます!

皆さんもご存知の通り、これらを単数として扱うとするなら、英語では以下の通りになります。

フルーツ⇒fruit
スポーツ⇒sport
シューズ ⇒ shoe
シーツ ⇒ sheet


ネイティブは必要に応じて、単数形と複数形を使い分けているわけですが、上記の日本語のカタカナ表記には、単数形がありません。その為、本来は複数形の発音である「フルーツ」や「スポーツ」を、複数とか単数の区別なく使ってしまっているかもしれないんです。


例えばこんな会話の時です。


"My favorite fruit is banana."
(私の好きなフルーツはバナナ
です)

これは文法上正しい表現です。でも、同じ内容を話すのに、以下のように言っていませんか?

"My favorite fruits is banana."

このように言ってしまうと、自分自身は「フルーツ」を複数形で言っているつもりはないのに、発音が複数形な為、ネイティブに違和感を感じさせてしまう、若しくは意味を取り違えさせてしまうかもしれません 
バナナキラキラ

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また、例えばネイティブにこんな風に言われたとします。

My shoe was broken.
(私の片一方の靴
が壊れました)

靴=シューズだと思い込んでいると、シューって何だろう?意味がわからない、ということになるかもしれませんよね 
くつキラキラ


そもそも、日本語は単数形と複数形の区別があいまいなので、あまり使い分けを意識していません。
一方、英語は単数形と複数形をしっかり区別するので、それが文法や発音にも表れます。
文化の違いがこんなところにもあるのですね!


また、日本語になっているカタカナ英語の中には、実際の英語発音とはかけ離れた表記をしているものが、本当に沢山あります!

私自身もカタカナ英語の発音が、あまりにも先行していて(思い込んでいて)、ネイティブの発音を聞いた時に、初めは何の事を言っているのか検討もつかず、後になって分かった!という経験が多々ありました
(๑•﹏•)汗

またの機会に、そのような単語についてもお話ししていきたいと思います
音譜


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