英語発音スクールCEPIO インストラクターの中村です

皆さんは、storyという単語には、ストーリー・物語という意味の他に、建物が何階建てというときの「階」という意味がある事をご存知でしたか?
「なぜstoryが階数を表すようになったか知っていますか?」
イタリアに旅行に行った時に、イタリア語の通訳の方からこんな質問をされました。
その答えは以下の通りでした。
中世イタリアでは、建物が何階建てかを表す時に、建物の外壁や窓に、階数ごとそれぞれ別の物語の絵を描いていたんだとか。
つまり、描かれた物語の数=建物の階数
a five-story buildingだと「5階建ての建物」という事になりますね!
初めてこの事を聞いた時に「だからストーリーなんだ、さすが芸術の都では、発想もお洒落!」と勝手に思っていたのですが、後で調べてみると、中世ヨーロッパでは、自国の言葉の読み書きが出来ない人々が多かった(識字率が低い)為、階数を認識してもらう為の生活の知恵だったそう。
単語の意味1つにも、物語(まさしくストーリー!)があるんですね!
今日の単語の発音
story
/stˈari/
アクセントのある母音の音は/a/
アとオの間のア寄りの音で、あくびをするように口を縦に大きく開けます。そして、歌を歌うような感じで喉の奥から「アー」と声を出します。
単語の意味と一緒に、発音も覚えられると、まさに一石二鳥ですね!
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