想いがあるから重い人生を突き進める。
僕は、いつもこのように感じます。
小学生の頃、学校から帰る途中
近所の方から「お~い。アベゼンさ~ん。これお父さんに持っていってくれ。」
なんて声をかけられました。
その時「俺は、アベゼンじゃねぇ。」
そう心の中で思いました。
同時に「アベゼンの息子でなく。普通のサラリーマンの家に生れたかった。
そうすれば、文ちゃ~ん。なんて声かけてもらえただろうに。」そうも感じました。
しかし、中学に入り高校に行き
だんだん将来のことを真剣に考えるようになりました。
それだけ寡黙な父の後姿を見て感じたものがあったのでしょう。
高2の時、家の商売を継ごうと決心しました。
大学4年間は、とにかく遊びたい。
この時の遊ぶは、「自分でやってみたい事を出来る限りやってみる。」という意味です。
この4年間が終われば、生涯この蒲鉾を世に広めていこう。
そう感じてました。
父の一生懸命に生きる姿と蒲鉾の歴史が、
僕をこのような考えにさせたのでしょう。
父はよく、「旨いものを作れ。出せば世の中が判断する。」こういってます。
これを今の当社に当てはめれば
「旨い料理、妥協しない味、そして精一杯の接客」だと思います。
これからも蒲鉾の歴史を伝える想いを熱く熱く伝え、そして人生を全うしたい。