イスラエル・ベンチャー多い理由

最近は、サイバーセキュリティの重要性が話題になっています。
先のブログでとりあげた「社会保障・税番号制度」もそうですが、個人情報が流出したら大変です。
昨晩、海外のニュースを見ていたら、ベンチャー企業が紹介されていました。
イスラエルでサイバー攻撃対策紹介の見本市 - 3月26日 0時41
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150326/k10010027871000.html
イスラエルにはサイバーセキュリティー関連の企業が多く、製品やサービスの輸出額は30億ドルとアメリカに次いで世界2位だそうです。
軍事技術系に強いというのは聞いていましたが、ITもその流れのようですね。
番組では、ベンチャー企業が紹介されていましたが、その誕生する環境が我々日本人から見るととても特殊です。
この国には、徴兵制があります。
退役した若い人達が、軍で身に着けた技術・ノウハウをベースに起業するというのです。
極めて実践的で、最先端の技術、サービスを民間に転用するわけです。
番組では、インターネットと接続されている自動車(一般的ではないですが)
が、ハッキングされて、制御不能になったりしないように、防御するシステムが紹介されていました。
また、こういったベンチャーと、日本企業の”橋渡し”をする日本人も出ていました。
私が知らないだけで、日本企業と提携とか、結構あるのかも知れません。
ジェトロのレポートにも、アップル、グーグル、マイクロソフト、フェイスブックなどが相次いでイスラエルのベンチャー企業を買収したとあります。
http://www.jetro.go.jp/jfile/report/07001579/07001579.pdf より「ベンチャー企業買収事例(2011~13年)」
それって、国防上どうなの?とも思いましたが、
ベンチャーが次々生まれてくる土壌というのは、日本には無いものです。
成長スピードや、規模もかなり違うように思います。
もちろん、技術的なこと以外にも、国民性とか、資金的な環境とかいろいろありますが、
日本は別のカタチで起業が増えるといいなあと、思っています。
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