Applebee BallPark:  Lexington, Kentucky

 

 

倒置表現は通常の文章の語順を変えることにより、強調したり、読み手の注意を引く手法です。

倒置表現により、単調な文章に強弱をつけることができ、文章表現の幅を広げることができます。

 

倒置表現にはいくつかのパターンがあります。ここでは、主語(補語)を倒置する文章について見ていきましょう。

 

 

主語(補語)の倒置

通常のSVCのSとCを入れ替えることで、倒置の文章を作ることができます。

【通常】The days of glory are gone.

【倒置】Gone are the days of glory.

 栄光の日々は遠い昔になってしまった

 

文頭に “Gone” を持ってくることで、過ぎ去ってしまったことを強調して、文学的な響きを持つ文章になっています。

この”Gone are the days …”は、定型化しておりイディオムとして使われています。語順を入れ替えたときの動詞の形は、倒置した”Gone” ではなく元の主語 “the days” に合わせて”are” とします。

 

 

倒置の例文

主語(補語)を倒置した例文を示します。

Clapping the loudest were the heads of companies.

 大きな拍手をしたのは、会社の社長たちでした

 

Great was the joy in every breast.

 みんなの胸はうれしくてワクワクしてた [Pied Piper of Hamelin]

 

Blessed are the pure in heart.

 心の清い人々は、幸いである [Matthew 5:8]

 

 

 

ポイント

倒置は通常つかわれている語順を入れ替えることにより作られる文章です。単語やフレーズを文頭に持ってくることで、文章にリズムを与え、描写に強弱をつけることができます。倒置を使うことで、表現の幅を広げることができます。

 

 

 

 

 

コーヒー写真について

アメリカ、ケンタッキー州レキシントンにあるApplebee's Ballparkの夕べ。Lexington Legendsの本拠地です。メジャーリーグとは違う、ぼのとした和やかな雰囲気で試合が進んでいきます。グラウンドと観客席の距離が近く、試合を見ていると選手との親近感も湧いてきます。

今では、球場の名前はWhitaker Bank Ballparkとなり、チーム名もLexington Counter Clocksに変わりました。

 

 

 

 

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