大雁塔:西安・陝西省(中国)
味のような感覚を言葉で表現するのは、日本語でも難しいことです。味に関する語彙や、味をなにかに例えたりする表現を覚えると、表現がより豊かになり会話も弾むようになっていくと思います。
ここでは、味が薄い場合の表現を纏めています。
米や豆腐など、味が薄くてほとんどしないような場合の表現です。お米にも豆腐にも実際には、風味はありますが、濃い味の文化の人からすると、味気なく感じるようで、ご飯に醤油をかけて食べる人もいます。
▸ Rice has little taste
お米は味がほとんどない
▸ The soup does not have much taste.
このスープは味がほとんどしない
▸ Tofu itself is tasteless.
豆腐それ自体には味がほとんどない
アメリカでは、ヨーロッパに比べて薄めのコーヒーがよく飲まれます。そのため、薄いコーヒのことを、日本では「アメリカン・コーヒー」といいますが、これは和製英語です。
▸ Many Americans like weak coffee.
多くのアメリカ人は薄いコーヒーを好む
▸ He sipped watery soup from a wooden spoon.
彼は水っぽいスープを、木のスプーンから啜った
▸ There's nothing worse than thin soup.
薄いスープほど最悪なものはない
あっさりして、味の強弱がなく、物足りない時に使います。
▸ Healthy food usually has a bland taste.
健康食品は通常薄味です
▸ The dish looks good but taste too plain.
その料理は見栄えはいいが、味が足りない
▸ The wine has a relatively flat taste.
そのワインは、比較的特徴のない味だ
味になにかが足りない、不足している場合の表現です。
▸ This butter is really flavorless .
このバターには風味がない
▸ The steak is missing something.
このステーキはなにかが足りない
▸ The french fries did not have enough salt.
このフライド・ポテトには塩が足りなかった
▸ The cucumber salad fell short in taste.
このキュウリのサラダは、味が不十分です