2つのうちいずれか一方という意味を持っている either は、単数形として扱うのでしょうか、それとも、複数形として扱うのでしょうか。
either は、2つのうちの1つを選択するので、基本的に単数形となります。either A or B という文中には、名詞は A と B 2つ出て来ますが複数形とはなりません。
“Either A or B” で 「A か B のどちらか一方」という意味となります。どちらか一方だけなので、単数形として受けます。
▸ Either he or she has to go there.
彼も彼女どちらかが、そこに行かなければならない
動詞が be 動詞の場合には、動詞に近い方の名詞に合わせて動詞の型をきめます。
▸ Either you or I am crazy.
あなたか私のどちらかが、ばかげている
ただし、上の例文のような場合には、『either S + V or S + V』のように言うのが一般的です。
▸ Either you are crazy or I am.
あなたか私のどちらかが、ばかげている
“Either A”で、「どちらの A でも」という意味になります。A は名詞の単数形となり、それを受ける動詞も単数形として受けます。
▸ Either way is fine.
どちらの方法でも大丈夫です
▸ Either method is valid.
どちらの方法でも有効です
“Either of A”で、「どちらの A でも」という意味になります。A は名詞の複数となり、それを受ける動詞は単数形として受けます。
▸ Either of the days is fine for me.
どちらの日でも私は大丈夫です
▸ Either of the men is guilty
どちらかの男が有罪だ