『be of + 名詞』 というのは、たまに出てくる表現です。ここに出てくる of というのは、non-native の人にとっては直感ではわかりにくい表現です。これはどのような意味なのでしょうか。

 

次の例では、『be of + 名詞』を『be + 形容詞』で書き換えることがでます。

▸ I hope this information is of some help.

 この情報が、役にたつことを望みます

 

▸ I hope this information is helpful.

 この情報が、役にたつことを望みます

 

この2つの例文の意味は、どちらでも同じですが、若干のニュアンスの違いがあります。 

 

“be” は「存在する」の意味であり、”of + 名詞” で名詞の状態であることを限定しています。この文例では、名詞 “help” がある特定の事柄についての「手助け」について述べていることになります。そのため、具体的な「手助け」を示すための文脈が重要となります。

 

それに対して形容詞 “helpful” は、具体的な事項というよりは、より一般的な「手助け」と意味合いが強くなります。

 

▸ The final scene is of him dancing with his daughter. 

 最後の場面は、彼が娘とダンスをしているものだった

 

▸ It has been of the greatest integrity.

 それは最高の品位を持ち続けていました

 

Is this more of an ice cream situation?

 アイスクリームのほうが欲しい気分って感じかしら

 

 

慣用的に使われている表現

 

be of the view that 「~という考え方である」

▸ I am of the view that humans are inherently good.

  私の考えでは、人類というものは生まれつき善である

 

be of the opinion that 「~という意見である」

▸ I am of the opinion that in some degree wisdom can be taught.

 私の意見では、分別というものは、多少は教えることができ

 

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