ニザダイ:神子元・静岡
動詞のissue は、「発行する」、「支給する」という意味で、SVO構文 がよく使われます。ほとんどの辞書は、この構文しか記載がありません。そのため、初めて issue のSVOO構文を見たときに違和感を覚えたので調べてみました。
英英辞典を調べてみると、数は少ないですがSVOO構文の例が記載されているものがありました。そして、実際のニュースにも使われています。
ほとんどの場合、issue はSVO構文で紹介されています。「issue + 目的語 + 前置詞」のように使います。目的語には、人と物どちらでも取ることがでます。目的語の後に前置詞+名詞で「誰に」または「何を」を補足します。
物が目的語の場合のSVO構文 “issue something to ~”
▸ The agency issued a passport to him.
当局はパスポートを彼に発行した
人が目的語の場合のSVO構文 “issue someone with ~”
▸ The agency issued him with a passport.
当局はパスポートを彼に発行した
issue の SVO構文は、SVOO構文 ”issue someone something” を使って表すこともできます。
▸ The agency issued him a passport.
当局は彼のパスポートを発行した
▸ The company issues employees uniforms.
その会社は、従業員に制服を支給した
受動態にするときには、 ”issue someone something” の someone を文頭に持ってきて、”someone is issued something” とします。
▸ He was issued a passport.(受動態)
彼はパスポートを発行された
▸ Employees are issued uniforms.(受動態)
従業員は制服を支給された
写真について
ニザダイのダンス。二匹のニザダイがクルクルとダンスを踊っていました。ニザダイの尻尾にはトゲがあり、英語では "scalpel sawtail" 「外科用メス ノコギリの尾」とも呼ばれています。触ると痛い目に会います
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