限定詞とは、冠詞 (the/a/an)、指示代名詞 (this など)、所有各 (my など)などで、名詞の前に置かれ、その名詞が示すものを明確にするものです。

 

この限定詞には、連続して使うことのできない組み合わせがあります。

 

例えば、冠詞の 'a' や、所有格の 'my' は、続けることはできません。「私の友達の一人」というには、「一人の」を表す 'a' と、「私の友達」'my friend' を続けて使うことはできません。このような場合には、冠詞 + 名詞 + of + 所有代名詞 を使って表します。

 Tom is a my friend.

 Tom is a friend of mine.

 トムは私の友人です

This her book feels different.

This book of hers feels different.

 この彼女の本は感じが違います

 

すべての限定詞が続けて使うことができないというわけではありません。英語の限定詞は、他にもあり、配分詞(all, both)、数詞(one, two)、数量詞(some, much)、序数(first, second)なども限定詞となります。これらを含め、連続して使える組み合わせもあります。

▸ I sent messages to both my friends.

 両方の友達にメッセージを送った

 

▸ The function is better than the other methods.

 この機能は、他の方法より良い

 

 

限定詞を使った例文

▸ It was a personal responsibility of his.

 それは彼の個人的な責任である(his は、所有格ではなく所有代名詞)

 

All the students must take the exam.

 すべての生徒はその試験を受けなければならない