こんにちは。
 
松本機械の中の人です。
 
なんと、当社の遠心分離機が「関西ものづくり新撰2021」に選定されました。
 
 

関西ものづくり新撰とは

近畿経済産業局が、企業が新たに開発した「優れた」「売れる」製品・技術を「関西ものづくり新撰」として発掘・選定されています。
当社は医療の向上や健康の増進、介護の負担軽減などに効果がある製品・技術、「医療・健康・介護」の分野で選定されました。
…ということで簡単に言うといい製品なので関西の経済的なことを管理している機関としてお墨付きをあげようという話です。
 
ほんとうにありがとうございます。
 
当社の遠心分離機はお薬を作る時に使われることが多く、機械の内部を綺麗に洗わないと薬が複数種類混じってしまって製品として出荷できなくなります。
 
なので洗いやすさやきちんと洗えているかがとても重要なのですが、そのためには今までの機械だと大きく上にクチを開けないといけませんでした。
 

 

 

こちらが今までの機械です。
 
見ていただいてわかるように天井の高さが高くないと機械の中を綺麗に洗うことができませんでした。
 
そこで当社で考えたのが、「上の蓋を2分割に分ければ天井がそんなに高くなくても中を確認してきれいに洗えるんじゃないの??」ということでした。
 
そしてできあがったのがこちら。
 
わかりやすくCGにしましたが、ご覧のとおり上がどーんと大きく開いていますがそれほど高さが高くなくてもOKです。
 
実際には
高さが3130mm、広さが機械中心から2670mm
高さが2570mm、広さが機械中心から1019.5mm
 

高さで約17.9%削減、広さで約61.8%削減することに成功しました!

【削減率・高さ:17.9%・広さ:61.8%】です。

 
高さが…とおもっていましたが実際には横の大きさもだいぶ削減されています。
 
今回の新製品により、従来の遠心分離機では導入できなかった狭く高さ制限のある工場や研究室でも洗いやすく洗浄確認がしやすい遠心分離機を使用することができるようになりました。

これにより、製品切り替え時に遠心分離機内部を洗浄及び洗浄確認に要する時間が短くなり、人件費や機械搬出のコストを下げることが可能となりましたので近畿経済産業局というえらい機関が
 
「これいいやん!良いものって認めてあげよう!!」とものづくり新撰に認定してくれたというわけです。
 
当社の遠心分離機はなかなか一般の方には理解していただきにくいマニアックな機械ですが、これを機に遠心分離機と松本機械を知っていただければ嬉しいです。
 
これからもいいもの作っていきますよ!!(使命感)
 
 

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