越年ラバーズ | えいがにっきbyセンター

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観た映画について、好き勝手に鑑賞文書きます。

 岡本かのこ原作の小説を、台湾、日本、マレーシアと3か国を舞台とした3つの短編にしたオムニバス映画。

 最初の台湾の話は、今までそんなに付き合いのなかった女性の同僚の頬をいきなりひっぱたく男性の同僚の行為にかなり違和感持ちましたが、ラストはお互い頬の張り合い。なんだかなぁって思ってるうちなんだか爽快にもなってきました。

 

 2本目の日本の雪国が舞台の作品は橋本マナミさんの好演に見とれてました。峯田君に振り回されてるようで冷たくあしらってて、でも実は振り回されてるっていう複雑な役どころ、上手く演じてたとい思います。雪国の似合う女優さんです。

 

 3本目のマレーシアの映画は、母のやってた古い食堂をどうするかって話ですが、よくわかんなかった。食堂の周りの風の強い風景が、妙に印象に残る映画でした。

 

 それぞれ、年の暮れから正月にかけての時期が設定の映画ですが、3本に流れる共通のテーマってのをとらえ損ねて悶々としています。

 

6点(10点満点)