”このおじさん、気持ち悪いなぁ”
という見た目からという最低極まる
偏見のおかげで
ウディ・アレン監督作品を
全く受け入れることもしなかった
たいへん失礼な自分がおりました。
WOODY ALLEN'S FILMS OF THE '80'sしかしながら年齢を重ね、
人並みに恋をして失恋をしたり
人生の岐路に立たされて逆向きに進んでみたり
思わぬところで人に救われたり
逆に足をすくわれたり…と人間の営みの機微を味わってはじめて
ウディ・アレン監督作品
の良さが身に沁みるほど
分かるようになってきたのです。
今はもう、まがいなく好き、大好き。
最新作が公開されるのを
首を長くして待っている状況です。
そして本日、
その待ちきれない衝動を抑えて
早速、観に行って参りました、
監督の最新作を…
『ミッドナイト・イン・パリ』率直に、楽しかったぁ。




VIVA!雨のパリは最高に美しい!
素晴らしく綺麗でお洒落な結末。
そしていつもの
シニカルでアイロニカルな
台詞の数々も健在

鑑賞後の帰り路では
胸が躍って足取りが軽くなり、
なぜか普段住む僕の街の彩りが
いつもより明るく見えました。
昼と夜とではまったく表情が違う
パリの優雅な景色が延々と流れ続ける
オープニングもイイ!
デジタルとは違う
フィルムの質感をまとった
アナログ的な淡い色彩補正が
その優雅さを引き立てます。
うん、目に優しい。
~
ハリウッドの人気脚本家であった主人公ジルが
本格的な作家に転身しようとして奮闘している矢先、
現代から迷い込んだのは、1920年代のパリ。
そう、そこは数々の芸術家たちが集まる
黄金時代(ゴールデンエイジ)。
ジョセフィン・ベイカー
コール・ポーター
F・スコット・フィッツジェラルド
アーネスト・ヘミングウェイ
パブロ・ピカソ
アンリ・マティス
サルバトール・ダリ
ロートレック
ルイス・ブニュエル
ゴーギャン
マン・レイ
ドガ
…といった面々が次々に登場。
彼らは主人公ジルに時には優しく、
時には大胆に絡んできます。
他にも多数登場するですが、
僕が知ってるアーティストだけを表示します。
ああ、もっと芸術家に造詣が深ければ
更に楽しめたのになぁ~。もっと調べよう。
自分達が生きている”現代”
には魅力を感じておらず、
彼らにとっての黄金時代は常に過去にある。
だけれども
懐古主義者であった主人公ジルが
最後に自分なりのゴールデンエイジに
気づくシーンは非常に好感が持てました。
う~む、また観たい。
最後はウディ・アレン作品の
名曲ベスト20をご紹介します。
Woody Allen Top 20- Music by Ellington and Gershwin僕的お気に入り作品は
『アニー・ホール』
『カイロの紫のバラ 』
『ハンナとその姉妹』
『ラジオ・デイズ』
『誘惑のアフロディーテ』
『世界中がアイ・ラヴ・ユー』
『ギター弾きの恋』かな?
ああ、パリにまた行きたい。
