ジョゼと虎と魚たち | ぬくぬくと雅俗自在な日々

ぬくぬくと雅俗自在な日々

目指すは日本発の唯一無二のエンターテインメント作品を世界中に。
その夢が叶うまで続けていきたいなと考えておりますが、どうなることやら…。



時々、たまらなくいとおしくなって
ついつい何度も観返してしまう
映画の1本です。

恒夫によって、
新しい景色、世界を獲得する
ジョゼ。

「いつかあなたはあの男を
愛さなくなるだろう。」
とベルナールは静かに言った。
そしていつか僕もまた
あなたを愛さなくなるだろう。
我々はまたもや孤独になる。
それでも同じことなのだ。
そこにまた流れ去った一年の
月日があるだけなのだ。
「ええ、わかっているわ」
とジョゼが言った。

~劇中のサガンの著書より~

やがてジョゼと恒夫の関係は
このサガンの著書のように
儚く終わってしまうのですが、
そこには真っ向でまっすぐな
情感が溢れているんです。


「僕が逃げた」


最後、崩れ落ちて嗚咽する
恒夫ともに
自分も同じ気持ちになって
泣いてしまうのです。
感情移入ってやつです。

$ぬくぬくと雅俗自在な日々-別れ

音楽を手がけた
『くるり』
さんも最高です。中でも
『別れ』
『ハイウェイ』
は自分のipodで
よく聞く曲です。
秋に実に似合うのだ。

傑作だと思います。

是し。