時々、たまらなくいとおしくなって
ついつい何度も観返してしまう
映画の1本です。
恒夫によって、
新しい景色、世界を獲得する
ジョゼ。
「いつかあなたはあの男を
愛さなくなるだろう。」
とベルナールは静かに言った。
そしていつか僕もまた
あなたを愛さなくなるだろう。
我々はまたもや孤独になる。
それでも同じことなのだ。
そこにまた流れ去った一年の
月日があるだけなのだ。
「ええ、わかっているわ」
とジョゼが言った。
~劇中のサガンの著書より~
やがてジョゼと恒夫の関係は
このサガンの著書のように
儚く終わってしまうのですが、
そこには真っ向でまっすぐな
情感が溢れているんです。
「僕が逃げた」
最後、崩れ落ちて嗚咽する
恒夫ともに
自分も同じ気持ちになって
泣いてしまうのです。
感情移入ってやつです。

音楽を手がけた
『くるり』
さんも最高です。中でも
『別れ』
『ハイウェイ』
は自分のipodで
よく聞く曲です。
秋に実に似合うのだ。
傑作だと思います。
是し。