あなたは、ハグ・ミィを知っていますか?

 

先日、ツレより、昔、私が話をしていた「新生クソアイドル」時代はアイドル。「楽器を持たないパンクバンド」時代はアイドルではないというのは、嫁、納得してないぞ。このDVDを見てもアイドルと違うって言えるか?

そう言われ、X(旧Twitter)にもポストした、BiSHのラストライブ「Bye-Bye Show for Never」のDVDを受け取りました。

 

そのDVDを観ながら、昔々、BiSHのインディーズ時代のアルバム「Brand-new idol SHiT」を、ツレに勧めたときのことを思い出しました。

13曲入りの攻めたアルバムで、当時、BiSを「primal.」や「nerve」、「FiNAL DANCE」など、有名な曲しか知らなかった私は、アイドルでこんなふり幅のある楽曲を歌う女性アイドルグループがデビューしたんやって衝撃を受けたのを覚えています。因みに、好きな曲は「Story Brighter」「MONSTERS」「スパーク」「ぴらぴろ」「BiSH-星が瞬く夜に」と、気づいていなかったのですが、当時から、松隈サウンドが大好物だったようです(笑)

後に、好きな曲となるBiSの「Hi」は、ハイスタンダードの難波彰浩氏の作曲だと気づいたのも、プールイの歴史を遡って聴いていたとき。

余談ですが、PIGGSの音楽を担当しているブライアンの楽曲に、只今、ドハマリ中です。

 

このブログ記事を読んで頂いている方なら、ご存知の方のほうが多いと思うのですが、現在、私は、PIGGSという女性アイドルグループの箱推しをしています。

私にとって、初めての女性アイドルグループの推しということで、プロフィールにも記載し、記事を書いてきているのですが、ここで疑問をもたれる方もおられるかもしれません。

ツレの言葉を借りると、PIGGSの前にBiSHを推していたのではないのか ?

BiSHが、女性アイドルグループの最初の推しではないのか?

というものです。

答えは、私の中でBiSHは、アイドルグループだと思っていませんでした。BiSH自らが言っていたとおり、楽器を持たないパンクバンドだったのです。

 

冒頭で書きましたハグ・ミィとは、BiSHの初期メンバーで、当時、一番気になるメンバーでした。

 

BiSHについては、アイナ・ジ・エンドの歌声に惹かれ、モモコグミカンパニーのアイドルっぽい外見と内面のギャップに驚き、セントチヒロ・チッチのレベルの高いパフォーマンスに魅せられ、ハグ・ミィのとてもアイドルとは思えない言動に興味を持ちました。リンリンとハシヤスメ・アツコが加入し6人体制になった後も、楽曲の良さに魅力を感じ、音源が出るたびに、チェックはしていました。

これも余談ですが、当時、リーダーはセントチヒロ・チッチでしたが、間違いなくグループの支柱は、ハグ・ミィだったと思っています。

 

そんな注目していた矢先、ハグ・ミィ脱退のニュースが。また、アユニ・Dが加入したタイミングで、私の生活環境も大きく変わり、意識して追いかけたりすることもなかったのですが、メジャーデビュー曲、なんでDEADMANやねんだとか、オーケストラ、プロミスザスターが立て続けにHITし良かったと思ったり、アユニ・Dの成長を喜んでみたりしながら過ごしていました。

 

私の周りでも清掃員(BiSHのファンの総称)が増え、ライブに行く方も出てきた際も、昔から知っている感も出さず過ごしていたのですが、あの放送があって、事態が大きく変わります。そう、アメトーークのBiSHドハマり芸人です。ツレがその放送を見て、私にBiSH知ってるか?と聞いてきたのです。そのときは、少しだけなと答えて事なきを得たのですが、アユニ・Dを可愛い可愛いと言い出し、音源や映像作品を買い漁りだしたとき、BiSHのインディーズ時代のアルバム「Brand-new idol SHiT」を目にし、以前に私が勧めていたのを思い出して連絡してきたのです。

 

そこからは、何十年とパンクとロックをこよなく愛すキャラだった私が、女性アイドルグループを好きだと思われては、私のイメージが・・・。と勝手に思い込み、ツレにも、楽器を持たないパンクバンドを応援するスタンスで、BiSHの解散の日を迎えるのです。

 

BiSHのラストライブ「Bye-Bye Show for Never」のDVDを観終わり、BiSHへのお礼の気持ちと※PIGGSに出会わせてもらった感謝の気持ちを綴り、終わりにしたいと思います。

 

※4ヶ月程前に、BiSHの関連動画であがっていた、KINCHAN加入直後のライブ映像を見て、PIGGSを知ることとなり、現在に至ります。

 

X(旧Twitter)

https://twitter.com/centralsyouji