⑥私を好きだった頃の彼
そんな時一瞬でもあったのだろうか。
一つも思い出せずにいた。
でも、日記には証拠が残っていた。
これを読んだときすごくトキメイた。
あ~~こんなふうに思っていてくれたことも
あったんだな。
ちなみに嫌われた瞬間も記録されていた。
トキメキとショックとが両方きた。
嫌われたと思っても、
また懲りずに電話して会っていた。
年に2回。一回?
5年間の間に10回も会えていたかも
今ではもう全く思い出せない。
でもね
嫌われてもまた電話していたのは
会ったら必ず優しくしてくれたから。
電話5回のうち、一度は会えてたから。
会ったら、キスして優しくしてくれるから。
嫌いな素振りしても
会いに来てくれて
数時間でも優しくしてくれたから。
こんな訳のわからない態度だったから
ほぼ、ストーカーのようなこともしていた。
ギリギリのストーカー。
夜の10時頃彼の家に行って
部屋の電気が付いてるか確認した後電話する。
電話で今から出てこられるかを聞く。
出てこられる日は、じゃあ迎えに行くねと
まるで今から会いに行きますみたいに
素知らぬ顔で会いに行っていた。
電気が消えている時は帰っていた。
何の動きなのか今思えばわからないが
それで気持ちを保っていたのだろう。
つくづく
あの時は一生懸命好きだったんだよ。