①若いってだけで許されること


こんなふうに文章にすると嘘くさくて
大げさな気がするけど、
あの頃の私には確かに「あった」ことなのだ。

人の記憶は忘れるものだし、
自分だけしか覚えていないことたくさんありすぎる。あの頃あんなに思い合っていても
片方しか覚えていないことなんて山程ある。
死んだらしまいな確実に「あった」ことを
文章に残したくなった。
それだけの理由で描くことにした。

①若いっていうだけで許されること。

なんとなく告られたから
初めての彼氏ってものを作ってみた。
なんとなく好きなのかなぁと
思いつつ一線は超えずこんなもんかと
満たされずダラダラ過ごしてた。
そんな気持ちを晴らす為、
街を友達と飲み歩いていた。

偶然知り合った二人がいた。

先輩についてきた彼と初めてあったのはこのとき。
ずっと下を向いてまともにこっちに来ない子。
とりあえず海を見に行こうってことになって、
私達の車の方にこいつを乗せて
ついてきてと先輩に言われ、
友達の運転で、目的地に出発した。

このときのこと鮮明に覚えてる。

彼は無口で何も喋らないから
私が後ろの彼にいくつなの?と振り返ったとき!

友達のぬいぐるみを抱き、ジーーっと見つめる
可愛らしい姿にビビビっときてしまった。

一目惚れの瞬間!!

この流れ
どーーーでもいいと思われるかもしれないが、
ここだけは詳しく書かせてください。

ビビビっなんかあるものか!
それがあったのよ。