「ノブコイシカワ」
ジュエリーに魅せられた45年
フランスを魅了した日本の誇り
ジュエリーという言葉が日本に定着していなかった時代、この国で
産声を上げたジュエラー「ノブコイシカワ」。1970年代にはその拠点を
千葉県市川市据え、本格的なアトリエで創作活動に勤しみながら、今年
2015年、ブランド創立45年を迎えました。これを記念して、今年6月から
7月にかけての約一か月間、フランスにおいて、「石川暢子の世界」展が
開催されました。日本の手仕事の美を伝えた展覧会の模様をお伝えします。
日本の工芸を出発展にジュエリーを発表してきたノブコイシカワ。
それは常に石川暢子その人が、美と対峙する中で産ませてきました。
絢爛と輝く欧米のジュエリーのような〝わかりやすさ”は有りませんが、
一つ一つ、作品数が積み重なっていくに従い、他に類を見ない豊潤な
世界がそこに構築されていきました。売ることだけが目的でない、真の
意味での美の追求がこのブランドを高みへと押し上げていったのです。
< ブランドの真髄を余すことなく伝えるフランスでの壮大な展覧会に向けて >
45年目の節目を迎えるにあたり、この日本独特の“美の在り様〟を
世界に発信しようという動きが起こりました。ノブコイシカワが本社兼
アトリエを構える市川市のパートナーシティー、フランスのイッシー・レ
・ムリノ—市がその思いに賛同し、市内にある「トランプ博物館」を会場に
「石川暢子の世界」展を開催することが決定。約二年半の月日をかけて、
壮大なインスタレーションの準備が進められました。会場はコレクションごと
のブロックに分けられ、それぞれのストーリーが伝わる個性的な展示に
コーポレートカラーのブルーで統一された会場の一角には、暢子の部屋
として、石川暢子さんが実際に創作をしていたデスクなどが飾られました。
< ヨーロッパに賞賛を持って迎えられた日本が誇る“品格という美意識〟>
オーニング当日---訪れた人々はその圧倒的な美を前に感嘆の声を
あげました。遠く東洋に生まれた一人の女性が、かくも多くのデザインを生み
ミニアチュールとして完成させたことへの驚き。そこに漂う“品格という美意識〟
は、雅を解するフランスの人々に大いなる賞賛をもって迎えられたのです。
石川暢の世界
11月3日(土)・4日(日)
10:00~19:00
店 頭
西洋のジュエリーと日本の伝統工芸を融合させた独特の世界観を持ち
日本を代表する世界でも高い評価を受けるデザイナーです。
生前はテレビ「ソロモン流」に紹介されるほど稀有なデザイナーであり、
没後も世界各地のの博物館で個展が開かれる先生の作品をこの機会に
是非、触れて、試着して楽しんで頂きたく心よりお待ちしております。(店主)