宝石珊瑚の種類
◎赤サンゴ: 日本沿岸だけで採取される日本固有の種類。
宝石珊瑚の中では最も高価な種類。
◎桃サンゴ: 一口に桃色と言っても、赤サンゴのような濃い桃色からピンクまで 様々な色があり、中でも「ボケ」と呼ばれるピンクサンゴは特に産出が少なく、貴 重な宝石です。
◎白サンゴ: 白色基調で赤の斑紋や僅かにピンク色が含まれたものもあります。 特に純白のものは貴重です。
◎地中海サンゴ: 主な産地はイタリア、フランス。日本の業界内では地中海サンゴ のことをサルディニアと呼びます。また胡渡りと呼ばれることもあります。
◎深海サンゴ: 宝石珊瑚の中でも際立って深い1000mを越える深海で採取され ます。ピンク色を基調にしながら白色が混じり合う色調。

世界で評価される日本の珊瑚(上の写真)
エンゼルスキン(Angel skin)
ピンク色の宝石珊瑚の中でも色調の薄いものは、特に「エンゼルスキン」と呼ばれ、天使の肌の様に清らかな美しいピンク色で、初々しさ優しさをあらわします。エンゼルスキンの呼称を与えられるものは特定の色調の物に限られており、わが国では、古くから“淡い色”と言う意味を込めて「ボケ」と呼ばれてきたものです。このボケと呼ばれる宝石珊瑚は、特に産出が少なく、貴重なものですが、ピンク色の宝石珊瑚は、いずれも深海のロマンが創り上げたシンプルで優美な質感をもっています。素敵な予感を感じさせながら、落ち着いた華やぎを演出するのにふさわしい、ピンク色の愛らしい色調のジュエリーが創り出されます。
ピンク色の宝石珊瑚には、先にも述べたように、赤に近い桃色から、白に近いピンクまで、幅広い色調のものがあります。
サイズは赤サンゴよりも大きいものが多いため、評価としては、サイズもですが、色や色ムラによっての評価の方が大きいと言えます。特に「ボケ」と呼ばれる薄いピンク色のサンゴは、現在、水揚げがほぼゼロに等しく、稀少性が高くなっています。
次回につづく
ちよっと贅沢、ちよっとオシャレな宝飾文化のメッセンジャーをめざして・・・