
愛知県の中央、西三河地区の西端に位置する刈谷市。のどかな空気が流れる一帯に、かってたいそうな人気を集めたうどんがあったという。井原西鶴の『好色一代男』(1682年)や十返舎一九の『東海道中膝栗毛』(1802~1814)にもそれは「いもかわうどん」として登場し、その味を称賛されている。そのいもかわうどん。なんときしめんのルーツなのだという。「刈谷いもかわ会」の河西幹治さんに話を伺ってみた。
「芋川というのはこの界隈の古い地名です。ちょうど東海道五十三次の宿場町、知立と鳴海の間に今でいう道の駅見たいな『立て場』があった。そこで旅人相手に商売を始めたのが誕生のきっかけだったようです」えん
いわば旅人のためのファーストフード。先を急ぐお客を待たせないよう、薄くのした平麺になったのではと続ける。名古屋城築城の際には、きじを入れた「きじめん」として献上されたという記録も残っているのだとか。
「刈谷いもかわ会」では、芋川でブレイクしたうどんは、東海道を経由し、西の名古屋へは「きしめん」として伝わり、東へは群馬県で食べられている「ひもかわうどん」の祖として伝わったのでは、とみている。列車の開通と共に東海道を往来する人々が減り、いもかわうどんは自然消滅していった。会では、試行錯誤の末、2007年春に幻のうどんの復活にこぎ着ける。
地元でいもかわうどんを再現、提供している「きさん」を訪ねた。店主の都築晃さんが、いにしえの郷土の味を振舞うために気を配るのは、県内産100%の粉。なかでも地元、安城さんのものを中心に、表皮近くまで製粉した色濃いものを用いる。そしてうどんと違い、無塩で手打ちすることだ。
「400年前も昔なら、塩もそうやすやすと使えなかったはず。井戸水で打っていたと思うんです」その味はと言うと、しっかり、もっちりとした歯ごたえがあり、ツルツル系のうどんとは一線を画す。「喉で味合うのではなく、噛むことで小麦の香り、旨みが味わえるはず」と都築さんは話す。
平麺はゆでるときだけでなく、当時、保存のためにのした生地を干して乾かす際にも実に合理的だったに違いない。
「塩水じゃないので、打つのは大変。でもこの地でうどんを出していた当時は、ガス台も冷蔵庫もなく道具だって自家製。やればやるほど昔の人と勝負したい気持ちが湧いてきます」
幻の名産品を追った先にあったのは、地元の人々が抱く先人への思い。今ではわずかな資料でしか追うことはできないが、そこには郷土愛と同じくらい大きなロマンがある。
きさん
愛知県刈谷市一ツ木町7-14-1
0566-27-8537
11:00~14:00 18:00~20:00
休み 水曜の夜、木曜
名鉄名古屋本線「一ツ木駅」より徒歩16分
●きじめんがきしめんになったともいわれるが定かではない。きじ肉が入ったきじめん1200円は3日前 までに要予約。いもかわうどん発送可能。
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