「引き輪」
ネックレスやチェーンを留めるときの一般的な金具。ちいさなパイプを輪にして一部を切り取った形の金具で、パイプの中に小さなバネを入れて作ります。バネの力でパイプの切取り部分に線材を挿入するようにできています。通常は地金の板で作ったプレートを引き輪の切れた部分から通して、はずれないようにします。
「比重」
同じ体積の水との比を比重といいます。天然石の比重は1~7位まであり、軽いものはコハクの1.1、重いものではカシテライトが7前後あります。普通の天然石はだいたい2~4位に入ります。クオーッは2.6、サファイヤは4.0。似た感じの宝石でも石の種類で比重が異なるため、見た目の大きさは同じなのに重量は違うということが起こり、鑑別の有効な手段としても使われます。
フ
「ファイヤーオパール」
オレンジ色の輝きがあるところから名前がつきました。ほかのオパールのように乳白色が出ることはなく、遊色効果を持たないものもある。色が濃く、透明性の高いものの評価が高い。多くがジュエリーように使われますが、パワーストーンにしてもきれいでしょう。主要産地はメキシコ、ブラジル、グァテマラなど。モース硬度は5~6.5。
「ファセット」
宝石をカットした時につける面のことをいいます。
「ファンシーカット」
宝石のカットでハート型や六角形など、通常のカット以外のものをいいます。さまざまなバリエーションがあります。ダイヤモンドのカットではラウンドブリリアンカットいがいのものをさすことがあります。
「フープピアス」
輪の形をしたピアスの総称。ほぼ完全な輪の形をしたものと半分くらいの輪の形状のものがあります。
「フェナカイト」
無色または無色に近い黄色の石。日本ではあまり見かけない石。主な産地はブラジル、メキシコ、ジンバブエなど。モース硬度は7.5~8。
「フェルドスパー」
ムーンストーンなどを含む長石の鉱物名。ムーンストーンとアマゾナイトが代表的な石。
「フセこみ」
宝石の留め方のひとつ。爪留めのように数カ所の地金で留めるのではなく、石のまわりを板状の地金で囲み、それを倒して留める技法。地金を伏せて囲むようにとめるので、この名がつきました。
「フックピアス」
フック状にした針金のような地金をピアスホールに通してつけるタイプのピアス。アメリカンピアスとも呼ばれています。
「ブラジリアナイト」
黄色の天然石。輝きがよく、イエローベリルやトルマリン、トパーズなどと間違えやすい石。ブラジルとアメリカだけでほとんど産出される。モース硬度は5.5。
「ブラジリアンチェーン」
ヴィクトリアンジュエリー以降にみられる太目のチェーン。見た感じがヘビに似ていることからスネークチェーンとも呼ばれます。
「プラチナ」
ジュエリー製作上でもっとも高価な貴金属。元素記号はPt。比重は21.4、水の21倍の重量を持つ。重い金属です。金と比べても比重が重く、単価が高いことからとても高価なジュエリーになります。延性や展性などに富む特性で20分の1ミクロンの太さの線まで延ばせるほど加工性にもすぐれています。
融点が1768度と極めて高く、産業用のるつぼとしてもよく使われます。また有害な窒素酸化物を除去できる特性から自動車のマフラーの中の触媒としても使われています。通常の酸に侵されることなく、王水と呼ばれる濃塩酸と濃硝酸の混合液でのみ溶けます。変わらぬ価値と小さくて重いこと、ジュエリー様でもプラチナ90%のPt900地金(ヨーロッパではPt950)で使われることから貴金属の頂点に立つ素材です。日本では伝統的に白金と呼ばれてきました。
「ブラックオパール」
オパールの中でも最も価値があると評価される石。漆黒を背景にしてさまざまな色が浮かびあがり美しい。浮かび上がる模様の種類がいくつかに大別され、それぞれに評価されます。主要な産地はオーストラリア。モース硬度は5~6.5。
「ブラックムーア」
ムーア人と呼ばれる地中海沿岸のアフリカ大陸に棲む黒人の像をカメオに彫り込んだジュエリー。もともとはヴェネチアの特産品だったが16世紀から18世紀に流行し、各地で作られました。