運命のマリッジリング 「ties」 | ジュエリーブティックセントラル

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  女性の合意を前提とする性結合の慣行ー強姦の不在
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[史料『播磨国風土記』穴禾(しさは)群安師(あなし)里条]
  伊和大神(は安師比売(あなしひめ)の神に)、つまどひ(求婚)せむとしましき。その時、此の神、固く辞(いな)びてきかず(固く拒否して伊和大神の求婚をきかなかった)。ここに大神、大(いた)くいかりまして(ひどくおこって)下略
 
[史料上託賀郡都麻里条]
 都太岐というは、昔、讃伎日子(さぬきひこ)の神、冰上刀売(ひかみとめ)をつまどひき(求婚した)。その時、冰上刀売、答えて「否」といふに、日子神、猶強ひてつまどひき(その時、冰上刀売はいやだと言ったのに、日子神はなお強引に求婚した)。ここに冰上刀売、怒りていひしく、「何の故に、我を強ふるや」といひき。
 即ち、建石命(たけいはのみこと)を雇ひて、兵を以ちて相闘ひき。ここに讃伎日子、負けて還り去にしく(立ち去る際に)、「我は甚く怯きかも(私はとてもよわいなあ)」といひき。故、都太岐といふ。
 
 なお上のような一般的慣行とは別に、外国との武力衝突の際には、女性の意向に反した性結合がみられた。
 
[史料『日本書紀』欽明天皇二十三年七月是月条(十九)]
(日本と新羅の戦闘の際、夫河辺臣(かはへのおみ)と共に出陣した甘身媛(うましひめ)が捕虜となった夫の生命と引きかえに新羅の将に渡され、新羅の)闘将遂に露(あら)わなる地にて其の婦女(河辺臣の妻)ををかす。
 
 そしてこのような例外的場合を突破口として、次の時代での強姦があらわれはじめる。
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