僕は
生きながらにして死んだ
命(じぶん)の力で
息を止めて
息をしていたと知るように
「 生きてるだけで素晴らしい 」
なんて安い言葉だと鼻で嗤っていたけど
命が始まるのはそこからだった
知ってるつもりになっていた
そこまで行くのは
決して易くはない
僕は
生き返るために死んだ
命(じぶん)の力で
吐き出して
何が入ってたのか知るように
「 生きたくないよ 死にたいよ 」
それは命に賭けたから言えた言葉なんだろう?
命が見えたのはそこからだった
命は その願いを叶えてくれた
“生きたくない僕”を殺してくれた
ここにいる僕は
“命から生まれた”新しい僕
己が命に包みこまれた僕