SOL of SOuL -11ページ目

SOL of SOuL

詞を載せるブログ

 






 
 
僕は歩く



倒れて動けなくなるために



黙々と歩く






どこまでも ついて来んなよ     このどうしようもない命め




疲れて立ち止まりたい



空腹も要求をしてきた




いいや  ダメだ



そうはさせない












息が上がる



体が重くなってきた



フラフラと歩く






弱いのに しぶといんだよ     このどうしようもない命め




疲れて座り込んだ



意識が朦朧としてきた




いいぞ  そうだ



その調子だ







けれどダメだ



座ってちゃダメだ



命に追いつかれる




まだだ   まだまだ   逃げ続けなきゃ







やっぱダメだ



限界で    座り込んだ





やっぱダメか



弱いのは    僕の方か






意識はぼやけたままで



空腹の警報だけが響く





体が動かなくて



ずっとうずくまっていた













『 ちょっとキミ



ずっとしゃがみ込んでいるけど



具合でも悪いか? 』






…やめとけよ    話しかけんなよ     このどうしようもない輩に




疲れて声も出ない



空腹が代わりに喋った






『 そうか    なるほど



ちょっと待ってろ? 』








しばらくして



走ってオヤジが戻ってきた



飄々と笑う




ビニールが  差し出される



『 これ食べろ     旅で金がないんじゃないの? 』




中には  お茶とおにぎり



おっさんはすぐに去っていった







なんだ?    これは



わけが分からん






けれど食べた



…おいおい ダメだ!



命が戻ってきちまう





ダメだ   食べるな   飢え続けなきゃ





やっぱダメだ



空腹で    止まらなかった





やっぱダメだ



弱いのは    相変わらずだ





けれど   なんだよ…



涙が出るほどうまいんだ





涙が溢れて    泣きじゃくった














再び歩き出した




しばらくして足が止まる






どうせ歩くのならば





あの優しさがいた道を



























 
 
 
 
 



“生きる価値など僕にはない”



そう断ずるに十分すぎる現状





けど そんなこと信じたら



もう価値など生まれない気がして



どっちつかずに彷徨う心



痛い   辛い   もう嫌だ



それも全部  自分の業(せい)だ








どんな犯罪よりも重い罪は



何もない人生



燃やさない命



この怠惰




同時に与えられた罰



無為の牢獄















“生きる理由など僕にはない”



そう 要するに死んでないだけの現状





けど そんなこと言ってたら



消極だけ集まる気がする



自分の首を絞める自分



痛い   キツい   もうダメだ



こんな詩(ことば)も  自分に毒だ








どんな存在より醜いものは



何もしない人間



使わない命



この恐怖(おびえ)




全ては与えられた罰



惡の隔離











どうしようもない    どうしようもないんだ


って思いたくない    けど どうしたらいい?    分かんない



どうなる気もしない    もう手遅れっぽい


そんなことない    って虚無が続く    もういいよ


消えたい











どんな犯罪よりも重い罪は



何もない人生



燃やさない命



この怠惰




同時に与えられた罰



無為の牢獄



無期懲役



死刑執行中

























 







弱者の代表に選ばれた



負けてくれ と言われた



それで客が喜ぶから  と







僕は不様に負け続けた



ホントに人が喜んだ



けれど   いいことなんか一つもないんだ







独り  傷口に薬を塗っている時に



強者で勝者のあの姿が脳裏に浮かぶ




一度でいいからあんな風に



称賛を浴びてみたいもんだ








負けるのなんか分かってるよ



なんたって僕は弱者の代表




けれどこっそり鍛えてみよう




そっちの方が盛り上がるだろ














弱者の代表に恥じないような



負けっぷりの日々も



うまくこなせるようになる







僕は上手に負け続けた



今は人を喜ばそう



けれど  見てろよ?  いつかたった一度だけ…







やっと 傷口が完全に塞がった朝に



強者で勝者のあの姿が脳裏に浮かぶ




どうやらようやくあんな風に



称賛を浴びる啓示が降りたか








負けるのなんか分かってるよ



なんたって僕は弱者の代表




けれど少しは鍛えてあるぜ




もしかしたらがあるかも  だろ?









そうして迎えた日常に



負けを覚悟の 覚悟の顔




万に一つを入れてやったぜ






そうして始まる決戦に



負けを進める 本気の攻め




万に一つを二つにすべく









そうさ   僕は弱者の代表



すぐに攻めなんか終わったよ






けれど   僕は弱者の代表




負けるわけにはいかないんだよ






見ててくれよな



僕を笑わない誰かよ




僕は万に一つを 五にはしたぜ?













いつもよりボロボロの僕に





何故か笑いが少なかった