心に闇のようにかかっていた希死念慮が
明けたと思ったが
外は夜で
明日の朝に共に目覚めて
僕に 「 死ねよ 」 と云う
そんな現の幽霊に 僕は逐われる
蓄えた怨念に 肝が冷える
僕の形をしている 人の目にも映る幽霊
それがおぞましい
僕が殺した僕の幽鬼
頭にモヤのようにかかっていた希死念慮が
晴れたと思ったが
外は曇り
人の中に潜り込んで
僕に 「 死ねよ 」 と云う
そんな真昼の幽霊に 僕は怯える
すれ違う冷たさに 肝が冷える
人の形をしている 僕の目にも映る幽霊
僕は恨めしい
人が殺した僕の幽鬼