生前葬 青春の青は腐って黒かった 人生は失敗で来世に保留され 存在は幽霊の一歩手前 絞首台の上の最後の言葉が今も続いているだけ 死んだらせめてカラスの餌にでもなれたらいいな 彼に宿ったら 黒を運んであげよう 夜明けへ 青を飛ぶ羽の 青春の春はむしろ冬だった 後悔の解消を来世に投げ捨てて 存在は赤ちゃんか老人 病室のベッドの最初か最後がずっと続いているだけ 死んだらせめて大地の肥しにでもなれたらいいな 土に還ったら 種を守ってあげよう 綺麗な 春に咲く花の