
その時に、式典の撮影をしてほしい、と頼まれ、きのうは久々にビデオカメラを片手に学校に行きました。
「あーん ちゅらうん ちぇっ ちゅらうん」(たくさん読んで かしこくなる)
というキャッチコピーのこの式典、子ども達の本の朗読会です。
ゆっくりと本を読む2年生。

2年生にしてはずいぶん長いお話を読んでいました。ちなみにこの子、先生夫婦の子どもなので家で特訓したのかなあと思い、その先生に聞いたところ、特に練習はせず、毎日図書館に連れて行くうちに本が大好きになったのだそうです。
みんなに絵を見せながら読む3年生。

こういう読み方もすてきですね。この子はほとんど本を見ていなかったので、文を覚えていたようです。観客の子ども達が、わあっとこの子の周りに集まっていました。
この子は本を暗唱していました。3年生。

かなり長い話を何も見ずに最後まで語ることができました。きっとくり返し練習したんだろうなあ。
いつもの式典に比べると、聞いている子ども達の集中力が違いました。一緒に声を出してお話を読んだり、挿絵をじーっと見つめたりする子どもが大勢いました。でも、残念ながら途中で飽きて、ふらふらしている子どもも多かったけどね。まあ、2時間立たせっぱなしでは無理もありません。基本的にカンボジアの式典は子どもや生徒、聴衆など、つまり聞き手をあまり重要視しないので、私語、途中退席、が当たり前です。残念なことだけど。)
課題も多い式典でしたが、子どもたちに読書で力をつける、心を育む。とてもよい試みだなあと思いました

オッドゥ小に図書館が出来て5ヶ月、校長先生を始めとして、先生たちは図書館の整備に力を入れてきました。本がほとんどなかった図書館に新しい本を受け入れ、棚や扇風機を取り付け、折り紙や絵を飾り、以前の暗い図書室とは比べもの二ならないくらいのすてきな図書館になりました。
10月、図書館オープン前。先生が床に座りこんで、本一冊一冊に分類番号を貼っていました。

1月、折り紙を覚えた先生が子ども達に教えていました。その後ろの棚には本がきれいに分類されています。棚の上の壁面に、折り紙コーナーを作ってもらいました。

先生たちの努力で、子どもたちはたくさん本を読めるんですね。休み時間になると、図書館はいつも子どもたちで大にぎわいです。
たくさん本を読んで、かしこく、そして こころゆたかな子に育っていくといいなあ。