日米供に暴落ウィークとなりましたね。

週間での日本市場の動きは
 
日経平均 先週末・今週末
39523.55 37068.35
増減 月間%
-2455.2 -6.2%
   
TOPIX  先週末・今週末
2759.64 2626.32
増減 月間%
-133.32 -4.8%
   
グロース 先週末・今週末
879.12 819.42
増減 月間%
-59.7 -6.8%
日経平均中心の大型株でもグロース中心の小型株でも6~7%の下落。
きついなぁ^^;;;
とどめに金曜にエヌビディアも1日で10%売られてるし。。
 
ちなみに先月末の日経平均は40369.44円で先月末からだと3301.05円(8.2%安)となっています。
 
 
で、どこまで、、、いつまでという予想ですが、
先日までの予想としてはGW前までは不安定で上昇するとすればGW後の週と想定していましたが、5月10日から日本企業の決算発表が集中するのでGWの次週と予想します。
下落については日経平均37000円を底と予想していましたが、一時的に割れて36700円ぐらいまで下落しました。
日経平均の下値予想は35000円に引き下げます。
 
金曜午前の37000円割れはイランの空港で爆発がありイラスエルの攻撃か!?って世界中に緊張が走ったことによる一時的なことだったようです(原油も一時的に上がったのでそのタイミングでINPEXを損切しました)
 
今後の展望と予想
 
現在の日米株式の下落要因を考察
 
①米国のインフレ継続懸念 
日米の株安は米国利下げ回数の低下懸念が問題と考えています。
場合によっては利上げの可能性すら一部で示唆していますし、十分可能性はあると思います。
というか利上げしても庶民の生活が困るだけでインフレ鎮静化しないと思います。
この問題は今年、来年とずっと大問題としてくすぶると思います。
 
②イラン・イスラエルの中東問題 
この両国の問題は燻り続けるでしょうけど火種は大きくはならないと予想します。
理由としては両国ともにデメリットしかないから。
ただイスラエルは意味不明な行動をするのでイスラエル発でおかしな展開になる可能性はあります。
ここの問題はイランが絡むとホルムズ海峡封鎖懸念や原油の需給のバランス悪化などから原油高になりえること。
原油高はアメリカはインフレ促進、日本もインフレ促進と対外収支悪化からの円安に進みやすくなる。
 
③財務省の為替介入 
財務省が過度な円安への介入を示唆しつづけています。
前回の介入額は9兆円。今回動かしそうな額は23兆円。
前回は介入の一カ月後にまた介入した。
ただ力業だけで円高にしようとすると失敗する可能性があるので米国発のドル安になるニュースを待っている感がある(米統計が悪化するなど)
どうせ介入しても一時的で年内円高を維持するとかは無理だろうけど、最後の円安進行への壁としての力を見せて一時的にでも食い止めたいのだろう。

④年始来の急激な株価上昇の調整
昨年より上昇していた株価が年始より再加速して上昇したところの調整局面。
目安の日経平均PER15倍と言われる中で17倍まで上昇し、EPSは最近下がっている。

結論
 
米利下げ予想の修正の織り込みを現在行っているのかという状況と予想。
利下げ込みでの業績を修正するための株価下落。
とすると日本株への影響は当然米国よりは低くなる。
故に日本株は米株ほどは下落しにくいと想定。
 
今後の株価を考える上で、日米の国債利回りの推移、VIX指数、原油価格、SOX指数、日経平均PER、日経平均EPS、為替の動きは注意が必要と考えます。
 
今週の取引
 
三菱商事 買
追加で買い。特にニュースはないが、最近、銅鉱石の価格が上昇している。
AI用データセンター向けと言われているが、そこにそれほど銅が必要とも思えず、銅を大量に消費するEVが世界的に販売低迷なのでどこに大きく需要が増えているのか不明。
逆に供給側が簡単に取れる露天掘りでの採掘が難しくなってきている傾向もあるよう。
三菱商事はチリに大きめな銅鉱山をもっている。
住友金属鉱山が日本では銅権益としてトップだが、先日権益獲得で価格高騰で値段が折り合わずと難しいよう。
今後色々な資源価格が高騰するとすれば商社の強みが出てくると思う。

INPEX 売
上記記載だが、今後原油価格は上がりそうな気もするが買値が高すぎた。
一旦原油価格が下がったらまた再参加検討します。
 
プレミアG 買
中古自動車ローンの取り扱い会社。国内は3社のみ。
ビックモーターは大手のジャックスとオリコがほぼ占めていた模様だが伊藤忠参加でチャンスこないかとラッキーパンチ期待。
基本的にはストックビジネスなのでシェアさえ獲得できれば利益は右肩上がりで景気の影響も受けにくい。
金曜に株価4.5%も下落したので参加です。
 
米国株
先週から米国株は割高と想定していたのでエヌビディア以外は全部売却。
エヌビディアも少し売却。
エヌビディアで補足。
先日ASMLとTSMCの決算がありました。
TSMCの決算にて
AIサーバーは売上比昨年5%、今年は10%前半になる見通し。28年は20%超える見通し。
決算からの金額の推定は去年10兆円の5%で5000億、今年は13兆の10%で1.3兆円規模。
どこまでエヌビディア関連なのかが分からないがエヌヴィディアの今年の売上、税引き後利益1.8倍の達成も可能なのではないだろうか。達成すれば現株価でPER19.7倍となる。
3ナノは好調(ただしスマホ向けは減)
5ナノは好調(エヌビディア向け)
7ナノはやや減(PCのCPU向けなど)
関連銘柄の決算不発でエヌビディアも売りこまれていますが700ドルぐらいまで下がればナンピン検討します。
インテルなどはGPUの開発を急いでいるようなので、もしGPU開発でインテルのシェアが上がってきそうならエヌビディアは厳しくなると思います。
ただインテルはファウンドリーを自社でやるのが基本方針なので開発できても厳しいとは思いますが。
エヌビディアの次回の1Q決算は米国時間で5月22日16時予定です。
 
 
日本株 今週の取引 売買日時 平均取得 平均売却 収支(%)
1458買 楽天225ダブルブル 24/4/15 33650    
4680売 ラウンドワン 24/4/15 726 710.3 -2.2%
1458買 楽天225ダブルブル 24/4/17 32190    
8058買 三菱商事 24/4/17 3450    
1605売 INPEX 24/4/19 2595 2452 -5.5%
7199買 プレミアG 24/4/19 1923.1    
1458売 楽天225ダブルブル 24/4/19 33110 30570 -7.7%
1458買 楽天225ダブルブル 24/4/19 30860    
           
米国株 今週の取引 売買日時 平均取得 平均売却 収支(%)
CCL買 カーニバル 24/4/17 15.72 13.87 -11.8%
VKTX売 バイキング 24/4/17 81.52 65.82 -19.3%
NVDA エヌビディア 24/4/17 844.99 871.6 3.1%
ONON オン・ホールディング 33.33 33.33 32.6 -2.2%

  保有銘柄 平均取得 現在株価 収支
1458 楽天225ダブルブル 30860 30580 -0.9%
7267 本田技研 1580.5 1747 10.5%
7199 プレミアG 1923.1 1941 0.9%
8309 三井住友トラスト 2880 3173 10.2%
3989 シュアリングテクノロ 491.6 562 14.3%
8058 三菱商事 3483.5 3452 -0.9%
8704 トレイダーズ 688 711 3.3%
4901 富士フィルム 3446 3330 -3.4%
米国株   平均取得 現在株価 収支
NVDA エヌビディア 844.99 762 -9.8%

 
 
  保有株比率 現在(%) 先週末(%)
       
日本株 日本株総額 89.8% 69.7%
       
1458 楽天225ダブルブル 11.3% 0%
7267 本田技研 6.5% 6.6%
7199 プレミアG 7.2% 0%
8309 三井住友トラスト 11.7% 11.4%
3989 シュアリングテクノロ 4.2% 3.8%
8058 三菱商事 25.5% 12.8%
8704 トレイダーズ 5.3% 5.2%
4901 富士フィルム 12.3% 12.3%
       
米国株 米国株総額 8.7% 22.2%
       
NVDA エヌビディア 8.7% 14.3%
  優待関連 6.0% 5.7%
       
  合計 98.6% 96.8%