連日株安が続きますね。

私も直撃のダメージを受けております。。。

 

下がっている理由とどこまで下がりそうなのかを考察。

 

理由としてはイスラエル、イラクの中東情勢や直近の原油安などの理由はありますが、一番の理由としてはアメリカのインフレが収まっていないことだと考えています。

米国のインフレが収まらないことで利下げ回数の予想がどんどん減っていることです。

 

例えれば米国で個人の住宅ローンを年利8%で30年ローン、頭金なし、3000万円借入だとすると手数料抜きにして金利で5000万円乗っかって返済額はおおよそ8000万円になります。

米国では固定ローンでの住宅購入が主なので金利が今後下がってくれば借り換えていくようですが、もし今後30年金利が下がらなければ破綻者続出レベルだと思います。

銀行も不良債権を抱えたくないので貸し出しを渋っている率が上がっていっているようです。

今の所30年住宅ローン利率は7%で推移しているようなので上記よりは下がりますが、それでもやばい利率だとは思います。

企業の貸し出しも同じことで、企業は基本的に銀行からお金を借りて設備投資なりをして事業を運営しているわけですが、例えば1億円借りて毎年1000万の営業利益を上げていたとすれば、金利が1%の時代なら100万の金利を払って900万の純利益を出せるわけですが(細かい数字は省いてます)金利5%になれば500万の金利が発生して純利益は500万しかでません。

つまり企業の利益率が低下することを株式市場が織り込みにいってる訳ですが、それが株式市場にどこまで影響するのかが鍵ですよね。

結局はEPS(一株当たりの純利益)がどこまで下がるかが鍵ですね。

 

日本はというと10年国債金利が年初の0.6%から現在0.9%弱まで上がってきています。

上がっても当分は1.3%ぐらいまでなので米国と比べると影響は軽微です。

 

最近の日本株の下落は米国株の下落の影響大です。

ダウ、S&P500は4月初めから連日下がってますしね。

ナスダックは思ったより下落していない。

米国株が割高なのは利下げ織り込みがあったので、それが剥落した分下落がきついわけですね。

 

今後を考察

米国株はまだ下落する可能性が高い。

日本株は下落幅は限定的。

 

ダウは現在37700ドルで36000ドルまで下落する可能性を感じる。

日本株の影響が大きいナスダックが下落率が低いのは採用銘柄のマグニティセント7の下落が限定的なため。

(大幅な下落はテスラだけ)

今後も大幅な下落の可能性は低いと想定します。

ナスダックが現在15800ドルで15000ドルぐらいまでの下落と想定。

日経平均は現在37900で37000円ぐらいが底じゃないかなと想定。

東証グロースは財務基盤が弱いのもあって割安だけど日経平均よりは当分弱いと考えています。

 

次期としては日本株の本格上昇はGW以降と想定。

米国SQの19日以降は落ち着いてくるんじゃないかなーって考えています。

 

あくまで個人的な見解です。