日経平均は本日1066円高、バブル時の最高値39000円がついに見えてきました。
今月中には高値更新するでしょうな。
しかし上がっているのは時価総額上位の好業績の一部銘柄。
私もですが、そこまでの恩恵を受けていない方も多いのではないでしょうか
単純に指数連動買った方が儲かってるわ。
でも今更買うには高くなりすぎでリスク高そうだよなーっ感じです。
個人的には前回記載した三井住友トラストとSBGを買いました。
SBGは月曜のアームの上昇で寄りから大幅高。
う〜ん。月曜市場空いてたらそこで買いた買ったが仕方ない。
トラストももう少し安く仕込みたかったが、下がってきたらもう少しナンピンしようかなというところです。追加は2700円台で仕込みたいな。
個人的日経平均の今後予想ですが、
バブル高値39000円は突破する。
その勢いのまま40000円近くまで上昇。
下がるのはいつかという予想ですが、米利下げが見えてきたらだと思います。
利下げ開始は6月と予想。
株が下落し出すとすれば、4月、5月からの可能性が高いと想定。
下がりやすいのは海外売り上げ比率の高い銘柄。
ただFRBが年内3回の利下げを打ち出してることから日経平均で40000円→35000〜37000円ぐらいまでの下落を年内スパンで想定しています。
米大統領選もあるので、ほとんど下げずに来年まで行く可能性も考えられます。
その時は来年反動下げが来るかなと想定。
とりあえずはCPIや雇用統計やfomcなどには要注目ですね。
自分の予想が完璧に当たるとは自分でも思っていませんが、予想を基準にして銘柄選定、保有比率を決めていくのが戦略的にやりやすいと思っています。
MCSIの銘柄入れ替え。
海外投資家の日本を含む海外個別銘柄の売買の参考にされる。
投資信託の銘柄組み入れにも採用されたりする。
主に年2回入れ替えを行っている。
近年日本株は除外銘柄が多いが除外された場合はサプライズ(合併、増配、買収など)がなければ海外資金流入しにくいから半年程度は購入を控えたほうが無難である。
新規採用1銘柄、除外8銘柄
新規採用
SCREEN
除外
住友化学
ベイカレント・コンサルティング、
大和ハウスリート投資法人 投資証券
コーエーテクモホールディングス
コーセー
王子ホールディング
オープンハウスグループ
東ソー
3107 ダイワボウホールディングス
事業内容
情報システム、紡績、産業機器
比率は90%ちょいが情報システム、祖業の紡績は6%、産業機器は1%程度の比率
去年11月に祖業の紡績事業の85%の株式を売却することで純利益大幅減益になることを発表。
残りの15%も取引先との引継ぎなど落ち着けば売却予定。
売却理由としては祖業なので大切にしてきたが(一応黒字だが)儲からないので売却との理由。
売却に伴って特別損失170億円が発生。
直近2月8日の決算短信では何もなければ+130億の純利益が出ているところがー42億と表示され、これは相当に見かけが悪くはなっている。
24年3月期の通期業績は前期190億の純利益、今期204億予想が133億減となって71億円になるとのこと。
この数字は11月発表と売上高、経常利益、純利益の予想が同じ数字を出しているのだが短信のー42億のインパクトが強すぎるのか株価は一日で3140円から2700円までー444円(ー14%)まで叩き売られる。
保有物件として例えるならば、会社の紡績事業の資産評価は265億円で今回の売却額は95億円。
簿価が170億円減る分、決算で170億の利益減となるわけだが、実際の資金的には資金の流出ではなく逆に95億円の資金の流入が発生する。
次にこの企業の事業内容だが、シンプルにいうとITサブスク商社となる。
やっていることは病院に薬を売り込む薬剤師のセールスみたいな感じかな。
自社商品を売り込む薬剤師と他社商品を売り込む所に違いはありますが。
法人利用のPCの34.4%と1/3以上に当社が関与!とのこと。
パソコンの法人販売にマイクロソフトのオフィス、adobe」、CADなど機器納入時にソフトを導入しておいてあげるサービス。客との対話でCAD(建設CAD、機械CAD、電気CADなど色々あるがCADは図面を書くためのソフト)を3DCADにするのか、他にも別の専用ソフトを入れるのか、客の要望にあわせた商品の売り込みをしていく、各ソフトをまとめて料金徴収すること(サブスクソフトIKAZUCHIという商品)を提供している。
取引先としては公官庁、中規模以上の企業が主となっている。
サブスク事業については一度入ると景気に関係なく持続することからストックビジネスとして秀逸である。
ただ自社の商品を売っているわけではないので利益率は基本的には低い。
売上をとにかく上げていかないともうからないビジネスでもある。
同業他社との差別化が難しい事業ではあるが、ダイワボウはディストリビューターでの事業展開をしている。
ディストリビューターは通常、大量の在庫を保持し、多くの小売業者やリセラーに製品を供給します。
その一方、リセラーは通常、顧客からの具体的な需要に応じて製品を購入します。
配当的には累進配当を採用している。
(累進配当とは減配は基本的にせず、配当維持か増配を続ける配当政策)
配当性向は30%付近と増配の余力はある。
今回の純利益減でも減配はせず年間配当は前年62円→64円と増配になっている。
配当利回りは株価暴落もあって現在2.37%。
過去10年で株価も6倍程度になっており、ほぼ国内での事業展開という点から、今後も大幅に事業を増やし続けるのは難しいかもしれないが、少しづつ業績を伸ばしていける安定したストックビジネス事業ではあると思う。
株価予想としては、現在2700円、今回の暴落444円安は夏までには取り戻せると想定。
そこからは大きなサプライズがなければ毎年1割ぐらいの株価上昇が見込めるのではなかろうか。