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経営コンサルタントから、社長様への
“元気、陽気、そして勇気!” のメッセージ
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2014年度は、消費税増税も影響し「物価上昇先行」の可能性が
あります。今年前半から、日本国内では値上げラッシュが続いており、
物価上昇の先触れは始まっていると思われます。
国内に基盤のある企業様は、手をこまねいていると、
来年、再来年と「材料費高騰」と「消費減速」のダブルパンチを
受けてしまいそうです。
物価上昇局面の対応策として「上手な値上げ」を考えてみませんか。
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1.消費税増税で2014年は物価上昇先行の可能性
経営コンサルタントの高橋秀樹です。
10月1日に安倍首相が来春からの消費税増税を発表しました。
マスコミには、未だに賛否両論が見受けられますが、
この件については、「決まってしまったことは仕方がない」と受け入れて
対応を考える方が賢明のように思います。
日銀の「経済・物価情勢の展望(2013年4月)」
http://www.boj.or.jp/mopo/outlook/gor1304b.pdf
によれば、
今後2回の消費税増税によって、我が国の
景気の成長率は、
「2014年度-0.7%ポイント程度、2015年度+0.2%ポイント程度」、
消費者物価は、
「2014年度2.0%ポイント、2015年度 0.7%ポイントの“押し上げ”」
とのことで、
同レポートでは、政策委員の大勢見通し(中央値)として、
これらをアベノミクスに加味した
実質GDPの伸びと消費者物価指数を、
2012年度 2013年度 2014年度 2015年度
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
実質GDPの伸び +1.0% +2.9% +1.4% +1.6%
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
消費者物価指数 -0.2% +0.7% +3.4% +2.6%
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
(同消費税影響除外) - - +1.4% +1.9%
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
と発表しています。
つまり、来年度(2014年度)は、
経済成長率は昨年度(2012年度)近くまで低下し、
物価は一挙に上昇することを予測しています。
そして、その傾向は2015年度にも持ち越されそうです。
予測の確かさはさておくとして、どうやら
「2014年から2015年は、物価上昇がいち早く現れるような様相」
であることは間違いないようです。
2.物価上昇の先触れは始まっている
すでにその兆候は表れているようで、国内市場では、先月には
日本水産が家庭用の冷凍食品26品目の出荷価格を約7~10%値上げ、
サントリーワインインターナショナルも139品目を約2~9%値上げし、
ヤクルトも11月4日から22年ぶりに価格改定をすると発表したりと、
値上げの動きが広がっています。
他にも、
・小麦粉 :日清製粉、日本製粉
・油脂類 :日清オイリオグループ、Jオイルミルズ
・マヨネーズ :キユーピー、味の素
・牛乳 :明治乳業、森永乳業、雪印メグミルク
・ジャム :キューピー、明治屋
・ハンバーガー:モスフードサービス
・冷凍食品 :ニチレイ、味の素
・豆腐 :近畿豆腐油揚販売協議会所属18社
・酒類 :メルシャン、宝酒造、白鶴酒造、菊正宗酒造、
沢の鶴、大関、黄桜
・海外旅行ツアー料金 :JTB、近畿日本ツーリスト、日本旅行
・自動車保険(任意)の保険料 :損保大手3社
・電気料金 :東京電力、北海道電力、東北電力、関西電力、四国電力等
・ガス料金 :東京ガス、大阪ガス、西部ガス、東邦ガス
など、広範囲に値上げの動向が報道されています。
さらに、手紙も80円から82円に、はがきも50円から51円に、
20年ぶりに値上げが検討されています。
つまり、
「20年価格を据え置いた企業も、その据え置きスタンスを変えつつある状況」
ということが言えると思います。
3.物価上昇局面の対応策として「値上げ」を考える
さて、皆様の会社では、この先の環境変化に向けて、どのように
準備や対応をされることでしょうか。
手をこまねいていれば、来年、再来年と
「材料費高騰」と「消費減速」のダブルパンチを受けてしまいそうです。
利益を確保するための対応は、二つ。
①一層のコスト削減をする、
②値上げをする、
であります。
「私の会社では、もう20年もコスト削減をやってきた。
これ以上どうしろというのか」
という経営者の方も多いと思います。
そこで、今回は②値上げ、を考えてみたいと思います。
値上げの方法には、
単純な値上げ、量目を減らした実質値上げ、品質を落とした実質値上げ
などがありますが、
これらはあまり好ましくないように思います。
大手各社は、消費者にメリットを訴えながら、
工夫をした対応をしているようです。
味の素は、7月9日に
「味の素冷凍食品 家庭用新製品/リニューアル品を 全国で発売開始」、
「2013年秋季は、「洋食亭R」ハンバーグシリーズを
こんがりジューシー<シェフ仕込み>製法で大幅リニューアル他」と、
ニュースリリースしています。
商品をリニューアルし価値を高めたと、うたっています。
同社HPには、「なお、2012年後半から急激に円安が進んでいる現状を踏まえ、
輸入製品および、輸入原材料を主原料とする製品について、
価値を高めるとともに、出荷価格や容量を見直します。」
と書いてありますから、商品価値を高めながら
実質的な値上げをしているのだと思います。
また、ヤクルトは、9月10日に
「1本当たりの乳酸菌シロタ株の菌数を150億個から200億個に増やし、
商品価値を向上させた“Newヤクルト”」の新製品発表をしていますが、
同時に1本35円から40円への値上げを表明しております。
(同社HPより)
つまり、単純な値上げではなく、商品力強化を前面に打ち出して、
お客様に実質的な値上げをお願いしているようであります。
そして、マヨネーズの値上げをしたキューピーでは、
5月8日に、2009年に一度値下げをしたことをアピールしつつ、
「食用油価格は(略)、2013年1~3月は2009年5月に比べて約1.4倍」と、
原料価格高騰を数字で示し、
「合理化等によるコスト吸収努力を重ねて参りましたが、
現状の価格での販売は大変難しい環境となりました。
つきましては甚だ不本意ではございますが・・・」と
懇請をしております。
そして、キユーピーライトやドレッシング各商品などは据え置くなど、
強弱をつけながら工夫を凝らした対応をしています。
(同社HPより)
大手と言えども、各社、商品に新たな付加価値をつけ、
それをアピールして需要を引き留めながら、価格の上乗せをお願いしたり、
一部商品は据え置きし、消費者の理解を得ながら、
値上げを容認していただくように努力をされています。
4.中小企業で上手に値上げする方策
皆様の会社では、いかがでしょうか。
「値上げなんて・・・」とおっしゃる経営者の方はいらっしゃると思いますが、
しかし、値上げをできるタイミングはそう多くはありません。
先走って値上げをすれば、顧客より総スカンを食らってしまいますが、
今は円安や原材料高騰などで
「世の中全体に値上げの動きがでてきたとき」であり、
値上げラッシュが大手から中小にまで波及しつつあり、
だれでもが「仕方がないな」と思ってくれる“絶妙のタイミング”です。
顧客へ最大限配慮をしながら値上げを検討されたらいかがでしょうか。
もちろん、値上げを理解いただきやすくするためには、
自社の商品やサービスの付加価値を増し、
商品力を高めるとともに、
モデルチェンジ、デザインチェンジ、パッケージチェンジ等が
不可欠なようにも思います。
また、十分な予告期間を設け、
「苦渋の選択である」ということを理解していただく、丁寧な説明も
必要だと思います。
そして、値上げをするなら、追加値上げが必要無いように、
ある程度の幅をもって一気にすることも必要かもしれません。
なお、「私の会社は下請けで、とても元請けからの要請が厳しくて
値上げなんてとても」という方もいらっしゃると思いますが、
弱い立場の企業でもスタンスは一緒です。
自社の力を高め、発注元に上手に強く交渉することが必要です。
「ここで、値上げを飲んでいただけなければ、事業は継続できない。
継続できなければ納品も滞る。
あなたの会社も競争力を失うかもしれない・・・」と。
そして、その際に必要なのは、
交渉を有利に運ぶ「エビデンス(証拠)」です。
では、エビデンスはどうやって得るのか。
それは、
出荷記録、品質記録、原価計算など、毎日の業務の記録です。
しっかり記録を取って、それを片手に相手と強く交渉をするのです。
㈱二十一世紀総合研究所は、皆様の企業の陽気・元気・勇気の経営を、
積極的に支援をさせていただく用意があります。
スタッフ一同、頑張って働かせていただきます。
皆様に還元させていただきます。
なにとぞ、よろしくお願いいたします。
(公財)日本生産性本部認定経営コンサルタント/技術士
高橋秀樹
★今日の一言 「国内市場は、今は値上げへの絶妙のタイミング」
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