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経営コンサルタントから、社長様への
“元気、陽気、そして勇気!” のメッセージ
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1.株価の乱高下
経営コンサルタントの高橋秀樹です。
最近の経済ニュースで目を引いたのは、株価の「乱高下」です。
株価も、真夏に向けてうなぎのぼり、と思いきや、波乱含みの様子です。
日経平均は5月22日終値の15,627円から5月31日終値の13,774円まで、
7営業日で△1,853円(△11.8%)の値下がりとなっております。
24日の朝日新聞では「アベノミクスが変調をきたし始めている」と書き、
最新号の週刊誌の見出しにも、
「アベノミクスの効果は終わり」、
「安倍バブル破裂5大リスク」などの不安をあおる言葉が出てきました。
しかし、株価以外の市場指標を見れば、
為替は、5月22日終値1$=103円15銭
5月31日終値1$=100円46銭と2.6%の円高、
長期金利は同0.88%~同0.89%とほぼ横ばいとなっており、
経済全体が急変しているような事態ではないように思えます。
株価についても、安倍首相が、
「(先行きに関しては)、だんだん落ち着いていくのではないかと期待している」と
言及しているように、落ち着くところに落ち着くのだろうと思っています。
株価の今後については、私は詳しくないので専門家に任せることとし、
今回のメルマガでは「乱高下」について考えることとしました。
「乱高下」とは、
「激しい値動き・騰落、荒っぽい動き」の他に
「乱調子・無秩序・不規則な動き、パニック状態」などという意味があります。
今回の株価以外にも、金などの貴金属、鉄、銅などの非鉄金属の他、
原油、穀物などの資源価格や土地なども「乱高下」することがあります。
例えば、
建築に使うH形鋼の市中価格(東京)は、
直近の平成25年4月の高値は71,000円でしたが、
平成20年(2008年)は、1月に86,000円であったものが、
その後半年で50%も急騰し、8月には130,000円となっていました。
その後、価格は急落し、
平成21年7月には69,000円で落ち着くこととなりました。
2008年は8月に北京オリンピックが開催され、
中国の鉄鋼需要が日本の鉄鋼価格も押し上げたといわれていますが、
この時も「乱高下」でした。
2.「乱高下」は悩ましい
この「乱高下」という、“不規則な動き”は、私たちを悩ませます。
物事が秩序立てて推移しており、先が読めるときは、
私たちは安心して物事に取組めますが、
これらのように私たちの関心事が不規則な動きをするときには、
大変に神経を使います。
この変化は今後どうなるのだろうか、上がるのだろうか、下がるのだろうか、
それはいつまで続くのだろうか、等々、
見極めも難しく、諸決断も鈍りがちになります。
経営者にとって悩ましい事態となります。
このように変化の激しい時、先の読めない時の処世の要諦は、
「無理に先を読まないこと」、
「とりあえず視線を足元に落として目先を安全に過ごすこと」
であります。
「吹雪の山中で道に迷ったら動き回らずに雪洞を掘り体力の消耗を避け、
天候の回復を待つこと」
という教えと通じるものがあると思います。
この考えを踏襲すれば、
今回の株の「乱高下」への対処については、
「株価の方向性が見えるまで、株価の動向の如何ではなく、
自身の安全を確保することを最善として判断すること」が
ポイントになるのではないでしょうか。
3.事前に分かって乱高下を乗り切る
しかし、乱高下するたびに立ち止まっていたのでは、
なかなか前へ進むことはできません。
さて、何か良い方法はないものでしょうか?
大きな変動でも「事前にわかる」場合には、それなりの対応ができます。
飛行機に乗っていると、時々
「この先、気流が乱れることが予想されます。」と
注意喚起のアナウンスが流れることがあります。
雨雲の中を飛行するときなどにアナウンスされることが多く、
このアナウンスがあるだけで、機体の揺れは予想されるものの、
パニックにならずにそれなりの対応ができるということであります。
他にも「事前にわかる」ことに、天気予報の降水確率や、
緊急時地震速報があります。
なぜ「事前にわかるようになったか」というと、
①予測できる計算式がわかったことと
②リアルタイムでのデータの入手ができるようになったこと
がポイントであろうと思います。
地震速報も、
震源から離れた場所までに揺れが到達する速度や時間を
計算する方程式がわかっており、
昨今の地震観測網の強化と携帯電話他の通信網の整備が相まって、
遠くで発生した地震の波の到着が事前に分かるようになったわけです。
すなわち、
「予測方程式の確立」及び「データ観測網と通信網の充実」がなされれば、
「予知し対応ができる」ということになります。
他方、少し違う対処の方策もあります。
かつて、スペースシャトルの開発の時に、
宇宙空間から地上への帰還方法が議論になったことがあるそうで、
当初は飛行機のように大きな翼をつけて
「滑空して地上に着陸させる」方法を検討したのですが、
これでは、「大気の乱れの影響を多く受け、
計画した場所に着陸させることが難しく、安全に帰還できない」と却下され、
地上に「落とす」方法に切り替えたとのことです。
「落ちる」という事象は、
リンゴの木の逸話で有名な「ニュートンの法則」に従います。
つまり、「“落ちる”は計算ができる」ということで、
具体的には
「物体をしずかに放したあとの落下距離は時間の2乗に比例する」等の
方程式がわかっているので、
スペースシャトルを
「計算して落とせば、計算した時間、場所に、確実に落ちてくる」
ということです。
「落とす」ということは、「方程式が確立」されており、
「確実に先が見通せる」ということであります。
スペースシャトルの開発スタッフは、
乱れが生じやすい大気の動きという不確実なものを避け、
より確実な「落とす」という方法を選んだということです。
4.予測の方程式を見つけましょう
これらに共通していることは、関心のある事象に関して、
「こうなれば、こうなる」という「予測方程式が確立」されているということです。
経営者の方々も、ご自身の事業でこの「予測方程式」が発見できれば、
経営に対し確かな読み、確かな見通し、将来の予測ができるようになります。
大変に好ましいことになります。
では、どのようにして
ご自身の事業の “連続の方程式” を見つけることができるのでしょうか。
それは、ニュートンのように、
日々の事業をよく観察すると何らかの着想を得ることができると思います。
例えば、営業の場合ですと、
ある会社様は営業活動の記録を取り続けました。
すると、
一人の営業マンが1年間に1700回見込み先に訪問し、
500件の情報の提供を受け、
内、成約に至るのが5件となっていました。
つまり、営業マンが訪問し、情報を得て、成約に至る過程を
数式であらわすことができます。
とすれば、1700回/5件=340回/件の見込み先訪問をすれば、
1件の成約を得るということが、確率的に、計算できます。
これは、簡単ですが、
「訪問件数×情報提供割合×制約割合=成約数」という方程式の一例かと
思います。
同様に、店舗経営では、
店前を通行する人の数、
ディスプレイに眼をとめる人の数、
入店する人の数、
購入に至る人の数に
一定の関係があるのではないかと思います。
この関係を数式であらわすことができれば
このお店の“方程式”ができるのではないでしょうか。
私は、その他に、
「どのような土地を仕入れれば、利益がいくらでるか」(建売住宅会社様)
「従業員のやりがいの源泉」(建設会社様)
「みんなが望ましいと思っている“川”を表す」(ある自治体様)
等の方程式の算出をお手伝いしたことがあります。
一見、計算式になじまないような事象でも、
実用上、それなりに予測する方程式はできるものです。
先が読めなくて困っているという経営者の皆さん。
皆様方の経営上の関心事に関する方程式が確立でき、
予測計算できれば、事業戦略も立てやすくなります。
ご相談をいただければ、そのお手伝いをさせていただく用意があります。
㈱二十一世紀総合研究所は、
皆様の企業の元気・勇気・長期繁栄の経営を、
積極的に支援をさせていただく用意があります。
スタッフ一同、頑張って働かせていただきます。
今まで学ばせていただいたことを、
しっかり、皆様に還元させていただきます。
なにとぞ、よろしくお願いいたします。
(公財)日本生産性本部認定経営コンサルタント/技術士
高橋秀樹
★今日の一言 「予測方程式を確立して、乱高下を乗り切る」
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