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経営コンサルタントから、社長様への
“元気、陽気、そして勇気!” のメッセージ
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経営コンサルタントの高橋秀樹です。
先日、みずほ総合研究所の若手エコノミストの
徳田秀信氏の講演をお聞きする機会がありました。
その中で、とても興味を引いた話がありました。
それは、
「日本以外の先進国の中小企業の収益性は、
日本の中小企業よりはるかに高い」
という調査の報告でした。
この調査は、アメリカ、ドイツ、フランス、日本の、
従業員20~300人の中小企業1~7万社を対象に、
各国中小企業を総資産の大小で5つに区分し、
区分毎に収益性を表す指標
ROA(総資産営業利益率
=営業利益/総資産:2007年度)を算出し、比較したものです。
これによれば、
各国の5つの区分の真ん中の区分(資産規模が中ぐらいの中小企業)の
ROA(中央値)は、
アメリカ、ドイツが約8%弱、
フランスが約7%強
に対し、日本は2%強となっており、
「欧米の中小企業は日本より収益性が高い!」 ことがわかります。
また、最も小さい規模の中小企業のROA(中央値)では、
アメリカ・ドイツ・フランスが11%強、8%強、7%強と
さらに高収益性であるのに対し、
日本は2%弱となっており、
「欧米の中小企業は、日本とは反対に、
小さくなるほど収益性が高くなっている!」 とのことであります。
さらに、統計データの取り方により違いはあると思いますが、
2007年のアメリカ上場企業のROA8%弱、
日本の上場企業の6%弱(内閣府:平成22年度年次経済財政報告書p387)と
比べると、
アメリカの小規模中小企業の収益性の高さがよくわかります。
つまり、
①つまり、全体として、欧米の中小企業は、
日本の中小企業のおよそ3~4倍の収益性がある
②欧米の中小企業は、規模が小さいほど収益性が高いが、
日本の中小企業は低い
③欧米の中小企業の収益性は、上場企業よりはるかに高く、
日本の中小企業ははるかに低い
ということであります。
これは、私たちが耳にする「儲からないのは規模が小さいからだ」
という考えが、
的を得ていないということを表しています。
さて、なぜ、欧米では中小企業の収益性が高く、
日本では低いのでしょうか?
ここに、考えるヒントがありそうです。
これらの国の中小企業は、日本の中小企業と比べると独立性が強く、
最近のヨーロッパの勝ち組であるドイツにおいては、
相付加価値産出額の半分以上を占め経済の主力となっている
中小企業(ミッテルシュタント)群があるそうですが、
その多くが非上場、
筆頭株主の一族が経営に参加する家族経営で、
堅実で慎重な経営手法でありながら、
製造業のニッチな分野に特化し、
「新技術の開発、導入のパイオニア的な存在」
「他社に真似されないような技術を持っている」という特徴で、
高収益を上げているそうです。
チェーンソーメーカーのスチール社、
コンクリートポンプメーカーのプツマイスター社といった企業が
挙げられています。
また、徳田氏はこう語っています。
中小企業の優位性は、
「細分化、専門化、高度化、早いスピード」にあり、
この能力をもっともよく発揮できるように、
又は、発揮できる市場で戦うべきである。
しかし、日本の中小企業では、
①硬直的な規制や市場慣行という経済環境
②系列やサプライチェーンへの依存志向・安定志向が強く、
流通マージン等中間投入費の高さなどがコストを押し上げ
③新規開業やイノベーションなどのリスクテイク行動がなされず、
(専門化、高度化を含む)製品・サービスの差別化ができていない
と、優位性が発揮できていないことを指摘されています。
とすれば、私たちは、わが社を、
欧米中小企業並みの収益性にまで高めるためには、
どうしたらよいのでしょうか。
まず、事業領域を絞り込み、専門化し、さらには高度化するということです。
そのために、新規の開業やイノベーションに
果敢に取り組まなければならないということのようであります。
日本の中小企業経営者は、
堅実経営を旨としリスク回避志向が強く、
“寄らば大樹”、“系列化” という傾向が強いようですが、
これだけでは不十分で、
ミッテルシュタントが「堅実経営」とともに
「新技術開発のパイオニア」と評されるように、
新技術・新サービスなどの開発や導入などに新しくチャレンジをし、
これらを獲得し、他社との差別化をしてゆかなければなりません。
何もしなければ、低収益性の悪循環から逃れることはできません。
いつまでも「儲かりません」では、面白くもおかしくもありません。
チャレンジして、獲得して、
他社との差別化への道を開拓しようではありませんか。
実は私たちの身近にも
「家族経営、堅実経営、で、パイオニア」の企業があります。
それは、天皇陛下もご視察行幸された
東京都三鷹市にある、資本金1千万円の三鷹光器(株) です。
三鷹光器(株)の中村社長のお話をお伺いしたことがありましたが、
ドイツのライカをパートナーに事業で成功をおさめ、
さらに「新しいチャレンジを!」意気軒高とされていました。
皆さんの会社で、他社と“差別化”する為にチャレンジできることはありませんか。
お話を差し上げた製造業はもとより、
サービス業でも、内需産業でも、チャンスはあるはずです。
中小企業だから、早い決定も、早い実行もできるはず。
皆様の会社が、10年後に「~~のパイオニア」と評されるように、
是非、新しい取り組みを始めませんか!
㈱二十一世紀総合研究所は、
皆様の企業の陽気・元気・勇気の経営を、
積極的に支援をさせていただく用意があります。
スタッフ一同、頑張って働かせていただきます。
よろしくお願いいたします。
(公財)日本生産性本部認定経営コンサルタント/技術士
高橋秀樹
★今日の一言 「チャレンジして差別化して、上場企業より高い収益性を実現しよう!」
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