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経営コンサルタントから、社長様への
“元気、陽気、そして勇気!” のメッセージ
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経営コンサルタントの高橋秀樹です。
昨年は、“金”の年でありました。
金の中でも、私が惹かれたのは、山中伸弥京大教授のノーベル賞受賞です。
皆様よくご存じのように、山中教授は、心臓など体の様々(さまざま)な部分に分化できる
人工多能性幹細胞(iPS=induced pluripotent stem cell)と呼ばれる細胞を、
世界に先駆けて人工的に作り出しました。
そして、この開発を契機に、病気やけがで失われた臓器や組織を、
患者本人の未分化細胞の培養などによってつくりだし、
従来の臓器移植では避けられなかった拒絶反応の心配をせずに再生させる医療、
いわゆる「再生医療」の道が花開こうとしています。
私も、とても、期待をしています。
一方、私たちが経営する会社などの法人は、
「自然人以外で、法律によって“人”とされているもの」とされていますが、
この“人”も、時により傷むことがあります。
経営環境が悪化して売れ筋商品の売り上げが激減した、
主力材料の調達が困難になった、円高が進んだ、
はたまた、事故が発生した、不祥事が発覚した等々。
経営者や従業員の皆さんもご苦労され、経営さえ狂ってしまうことがあります。
病を得た方々にも早く元気になって欲しいと願うと同様に、
傷んだ法人においても、活気のある姿に戻っていただくことが、大いに願うところで、
この“法人を元気にする”ことは、私たち二十一世紀総合研究所が
お手伝いする大きな仕事の一つだと考えています。
私たちは、皆さんとともに働き、皆様の企業経営が元気を取り戻していただけたら、
本望であります。
さて、
私は、人に「再生医療の道」が開けるのならば、
法人にも「再生の道」があるはずだと考えています。
200種類、60兆個と言われる人の細胞も、最初は一つの精子と卵子から始まります。
パナソニックやソニーのような大法人だって、
事業の初めは少人数からスタートしたものも多いはず。
多くの能力を秘めた個々人が、それぞれの役割分担に沿って、
ある人は営業を、ある人は生産を、ある人は開発を、ある人は管理を、と
元気な組織を形作ってゆきます。
その元気な組織を形作ってゆく過程こそが、
法人の「成長の道」、そして「再生の道」ではないでしょうか。
そして、その道を間違いなく進んで行くためには、
必ず原理・原則や、正しいやり方があるはずで、
私はこれを、山中教授にあやかって、
“経営上のiPS(=Information of Principle for Success)”
と呼ぶことにしました。
そこで、このメルマガでは、社長様が明るく元気に勇気になっていただくための
“経営上のiPS”を、一つ一つお話させていただきたいと思います。
年始でもありますので、
おめでたい話を一つ差し上げたいと思います。
「わらしべ長者」の物語です。皆さんよくご存じだと思います。
「何をやっても上手くいかない貧しい男が、運を授けて欲しいと観音さまに
願掛けをする。すると観音さまが現れ、お堂を出た時に初めて手にした物を
大切にして 西へ行くようにと言われる。
男はお堂を出たとたん転んで一本の藁を手にする。 それを持って西へ歩いていくと
アブが飛んできたので、 藁でしばって歩き続けた。
泣きじゃくる赤ん坊がいたので、藁につけたアブをあげた。
すると母親がお礼にと蜜柑をくれた。
木の下で休んで蜜柑を食べようとすると、
お金持ちのお嬢様が水を欲しがって苦しんでいた。
そこで蜜柑を渡すと、代わりに上等な絹の反物をくれた。
男は上機嫌に歩いていると倒れた馬と荷物を取り替えようと言われ、
死にかけの馬を強引に引き取らされてしまった。
やさしい男は懸命に馬を介抱し、その甲斐あって馬は元気になった。
馬を連れて城下町まで行くと、馬を気に入った長者が千両で買うと言う。
余りの金額に驚いて失神した男を、長者の娘が介抱するが、
それは以前蜜柑をあげた娘だった。長者は男に娘を嫁に貰ってくれと言い、
男は藁一本から近在近郷に知らぬ者のない大長者になった。」
(まんが日本昔ばなし~データベース~HPより引用)
“観音様に願をかけて、最初に手にした藁を次々に物々交換して長者の婿になった”、
という物語ですが、
ただラッキーだけ、ではないようです。
転んで最初に手にしたのが藁であったのは偶然でしょうが、
藁にアブをしばって面白くする、
死にかけの馬を懸命に介抱する、
そして、困った人との出会いのたびに自分の持物を差出し、人を救い、
差出したもの以上のお礼をいただく。
これを繰り返して、成長しています。
これが物語のポイントではないかと思います。
自閉症の長男、病に倒れた妻を抱えながら、
社長に上りつめたビジネスマン、
東レ経営研究所特別顧問の佐々木常夫さんが、
「雑誌に載る⇒ある出版社の社長に口説かれる⇒家族が了解する
⇒家族とともに書く⇒出版する⇒マスコミに多く取り上げられるようになる
⇒次の出版の話が・・・」と、
「自分の人生はわらしべ長者の物語のようだ」とお話をされていました。
私は、法人が育つ過程には、
みな「わらしべ長者」の物語があるのではないかと思います。
これも「経営上の“iPS”」の一つだと思います。
松下幸之助も、“私の履歴書”(日本経済新聞)によれば、
創業時に手掛けたソケットの失敗の後に、思いがけなくある電気商会から受けた
扇風機の碍盤(がいばん)1000枚の注文を懸命にこなし、
これが発展の契機となったようです。
法人を立ち上げた以上大きく育てたい、
社長になった以上一旗あげたい、長者になりたい、
と思うのはどなたでも持たれる夢だと思いますが、一足飛びにはまいりません。
一つ一つステップを踏んでこその成長だと思います。
そして、その第一歩は、
“願掛け” と最初に手にした一本の “藁” から始まります。
さて、皆様も、“新しい一年が大きく成長あるもの”と願掛けをされたと思います。
そして、その最初の“藁”がこのメルマガであったならば、
私たちは、この上ない喜びであります。
ぜひ、このメルマガと共に、
皆様の「わらしべ長者」の物語を作っていただきたいと思います。
㈱二十一世紀総合研究所は、
皆様の企業の陽気・元気・勇気の経営を、
積極的に支援をさせていただく用意があります。
スタッフ一同、頑張って働かせていただきます。
よろしくお願いいたします。
(公財)日本生産性本部認定経営コンサルタント/技術士
高橋秀樹
★今日の一言 「わらしべ長者のように成長する」