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トピックⅠ 経営コンサルタントからの
“ときめき・絆” メッセージ
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経営コンサルタントの高橋秀樹です。
前回は、経営者の方が「事業を継続する!」とご決断する為には、
「売上が伸びる」、「成長が期待できる」という状況を作りだす。
その為には、
(a)パイの増える成長分野で事業基盤を築く
(b)そして、競合(シェア争い)に負けない、
すなわち一番になるための施策を打つ
が “経営者の決断” とお話を申し上げました。
さて、「成長分野」の見極めには、
「ノーベル賞」や「パーソナル化」などいくつかの考えをすでに、
ご披露させていただきました。
他にも、「公共投資」、「規制緩和」等のキーワードがありますが、
これらは別な機会にゆずるとして、
今回は、「ナンバーワン」になるためには、どのような道があるのかを、
ご一緒に考えてみましょう。
まずは、
①「コンテストで一番になること」、があるでしょう。
例えば、東京商工会議所が主催する「勇気ある経営大賞」等の受賞などは
これに当たるでしょう。
知名度も上がり、引きあいも多くなり、
売上増や従業員の採用にも良い効果をもたらしているようです。
②「TVや雑誌等マスメディアに取り上げられ知名度が一番になること」、
もこれと同様のようです。
マスメディアのブランド力も相まって、
さらに効果が大きいことは言うまでもありません。
但し、ご自身の努力もありますが、最終的に、取り上げられるかどうかは
他力本願になってしまいます。
他方、自力対応ができることには、
③「マーケットで競合他社より頑張って一番になること」、が挙げられます。
自社で取り組むマーケットを規定して、
そこで競合他社に負けない戦い(営業努力、経営努力)をして、
ナンバーワン・シェアをとる、NO1評価を得ることを意味します。
これならばできそうです。
この時の要諦は、商品・サービスの良さやブランド力はさることながら、
「競合他社の3倍の努力をすること」のようであります。
「攻撃三倍の法則」 (戦闘において有効な攻撃を行うためには
相手の三倍の兵力が必要となる、とする考え方)があるともいわれており、
相手の3倍の力をもってすれば勝つことができるというものです。
では、なぜ、3倍必要なのでしょうか?
相手と同じだけの努力では、相手に勝ることはできません。
相手の2倍の努力をして初めて勝ることができるのですが、
人は、“自分の実力は実際以上に割高に評価し、
他人を割安に評価する”傾向があるため、
3倍必要なのだと私は解釈しています。
棋士の世界でも
「自分の実力が対戦相手と対等と感じた時は自分が格下、
自分が勝っていると感じられて初めて対等」
という言葉を聞いたことがあります。
そしてナンバーワンになるための最後は、
④「人のやっていないことを先駆的に始めること」、のようです。
初めて故のご苦労はあると思いますが、
誰もやっていないのだから一番になるのは当たり前ですよね。
さて、株式会社帝国データバンク昌木裕司氏の
2012年のレポートによれば、
「2000年以降に設立された企業から読む、10年以上生き残る会社の条件」に、
「“成長業界のニッチ分野”に注目し、先駆者として市場参入している」があると
指摘されています。
まさに、「成長分野で一番になる」ことが、生き残る会社の大きな条件である
ことがお分かりになると思います。
なお、同社のデータベースでは、
「企業の”10年後生存率”は約7割、“20年後”は5割」で、
2000年以降に創設された企業のうち、
中小企業から大企業に成長した企業の業種構成は、
「情報通信業」と「医療・福祉分野」に多いそうです。
「私の事業分野は情報でも医療でもない」という経営者の方も、
心配は無用です。
動物園の常識を打ち破った“動態展示”で有名な「旭山動物園」など、
これらの分野以外でも、
成長分野を自ら作り上げてしまった方もいらっしゃいますので、
信念を持って経営に取り組まれることをお勧めします。
さて、年の瀬も押し迫ってきました。
先週、ある会合で、落語の三遊亭若圓歌師匠から、
暮れの飲み会は “忘”年会 ではなく、
来年への希望をつなぐ “望”年会 だと、
教わりました。
この年の瀬が、皆様にとって希望がつながる年の瀬でありますように
切に祈るとともに、
経営者の方々が、
「成長分野で、
他が見落としている新たなニーズを発掘し、
先駆的な取り組みをし、競合の3倍の努力で、
一番になる!」、
そして、「成長期待を実感する!」ために、
積極的な支援に取り組んでいきたいと思います。
㈱二十一世紀総合研究所は、
企業の持続的な成長に、
積極的に支援をさせていただく用意があります。
スタッフ一同、頑張ってさせていただきます。
よろしくお願いいたします。
(公財)日本生産性本部認定経営コンサルタント/技術士
高橋秀樹
★今日の一言 「成長分野で、先駆的な取り組みと、3倍の努力を!」
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