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トピックⅡ 確認!介護保険
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皆さまの中には給料、賞与から
健康保険料、厚生年金保険料、雇用保険料とともに
介護保険料が控除されている方もいらっしゃると思います。


金額が健康保険料、厚生年金保険料のように
高額ではない介護保険料ではありますが、
この介護保険とはどのような社会保険なのでしょうか?


今回は介護保険制度の概要と介護保険料について
ご紹介しましょう。


■介護保険制度の始まり


現在日本の高齢者(65歳以上)人口の割合が
世界的に見ても高スピードで高まっていることは
ニュースで見聞きして皆さまご存じの通りです。


2015年には総人口の26.0%、
およそ4人に1人が65歳以上になると
見込まれています。
(総務省・統計局データ 高齢者の人口の現状と将来 より)
http://www.stat.go.jp/data/topics/topi181.htm


老後の不安要因の一つとして
「介護」の問題は避けられないのが現状です。


多世代同居の大家族の時代には家族の中で支え合い、
解決するものと考えられてきました。
(金銭的にも心身にも個人に重い負担がのしかかることも度々でしたが)


しかし、急速な高齢化や核家族化を受け、
社会全体皆で広く費用を負担し合い、
介護を支える仕組みを作らなければならない
という考えが広がり、
平成12年(2000年)4月、介護保険制度が施行されました。


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高齢者の人口の推移について、総務省統計局発表の
統計はこちらから
http://www.stat.go.jp/data/topics/topi181.htm

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■介護保険制度の概要


【制度の運営】
 運営主体は、市区町村です。


【利用できるサービス】
 介護保険で利用できるサービスの主なものは
 以下の通りとなります。


種類       主なサービス内容
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居宅    ●訪問介護~家庭を訪問(ホームヘルプ)
          訪問入浴、訪問リハビリ 等
       ●通所介護~日帰り(デイサービス)
       ●施設への短期入所(ショートステイ)
       ●福祉用具の貸与・購入・住宅の改修
       ●介護サービス計画(ケアプラン)の作成
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施設    ●介護老人福祉施設等への入所
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【手続き】


 ①認定


 介護保険のサービスを受けるためには、 
 市町村に申請し、
 「要介護1~5」または、「要支援1~2」の
 認定を受けることが必要です。


  ※「要介護」、「要支援」とは 
   入浴、排せつ、食事等の日常生活での
   基本的な動作について、
   常時介護や支援が必要であると見込まれる状態です。


 ②サービス利用の申込み


 <居宅介護を希望する時>


  居宅介護支援事業所のケアマネージャーにより、 
  ご本人の状態に即しケアプランが作成され、
  ケアプランと本人の希望に基づいて
  サービスが提供されることになります。


 <施設へ入所を希望する時>


  ・直接施設へ申し込むか、
  ・居宅介護支援事業所より紹介を受けます。


【利用料】


 介護保険のサービスは、
 原則費用の1割を利用者が負担します。


■介護保険の加入者、介護保険料


介護保険は40歳以上の方全員が
強制加入となっています。
加入者は2つの区分に分けられます。


▽第1号被保険者


 加入者  :  65歳以上の方
 保険料額 : 居住している市区町村、所得により異なります。
 徴収方法 : 原則年金から控除されます。


▽第2号被保険者


 加入者  : 40歳以上65歳未満の方
 保険料額 : 加入している健康保険により異なります。

    ※国民健康保険、協会けんぽ、健康保険組合等

 徴収方法  : 会社勤めの方は、毎月の給与、賞与から
 控除されています。
   
    ※会社が健康保険料に上乗せして
     加入の健康保険に納めています。 
    ※原則、被扶養者の介護保険料は発生しません。
     ただ例外的に、健康保険組合の中には、  
     本人が介護保険2号被保険者ではないが、
     被扶養者が40歳~65歳の場合、
     介護保険料が発生するところがあります。


このメルマガを読んでくださっている
経営者や会社の人事・総務部の皆さまの中で、
給料から毎月介護保険料が
控除されている方は、
介護保険第2号被保険者に該当していることになります。


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介護保険制度の概要について詳細はこちらの
厚生労働省のHPもご参照ください。
http://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/hukushi_kaigo/kaigo_koureisha/gaiyo/index.html

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