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元気な会社作りを応援する
メルマガ “Express21”   2012/5/7 Vol.15
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トピックⅠ 経営コンサルタントからの 
“ときめき・絆” メッセージ
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GWに入った先月4月29日、
群馬の関越道で7人が死亡する痛ましいバス事故が発生しました。
運転手の居眠り運転が原因かと報道されていますが、
運転手の健康面を考えずに長時間勤務を強いていたのではないかと、
バス会社の運行管理、健康管理の適切さにも
関心を寄せられています。


“職場における健康管理”は、
労働安全衛生法の第一条に書いてあるように、
「労働者の安全と健康を確保するとともに、
快適な職場環境の形成を促進すること」が
大きなテーマであります。


一方、業務上で重大なトラブルが発生すると、
労働者の安全と健康の確保もさることながら、健康管理面での
使用者の管理責任を強く問う傾向が、昨今、うかがえます。

これに対して、各会社や業界も、それぞれ対応を進めているようです。


例えば、JR山陽新幹線では、2003年2月に、
居眠り運転のトラブルが起きました。
最高時速約270キロで8分間、約26キロにわたって走り続け、
岡山駅をオーバーランし、自動列車停止装置が働き、止まりました。
33歳(当時)の運転士は、体重が100キロを超える肥満体型であり、
検査の結果「睡眠時無呼吸症候群(SAS)」であることが判明しました。

居眠りをした運転士も過去の定期健康診断では特に問題なかったようで、
その後、JR西日本は緊急対策として、
新幹線運転士にSAS自己診断シートを配布し、
特に調査を進めたようです


他方、2003年8月、
高速バスを飲酒運転したと逮捕者が出たJRバス関東では、
会社がおざなりな点呼で飲酒運転を見過ごしていたと、
ずさんな管理体制を指摘されました。

他社でも、二日酔いでアルコール検知された乗務員の乗車を、
管理者が黙認したと報道がありました。


その後、各社は是正を図り、“乗務直前のアルコール検査”を徹底し、
アルコールが検出されると、乗務停止にさせているようです。

さらには、建設現場では、高齢の労働者の事故が多発していることから、
“朝礼時に平均台を渡らせて”、身体的な適応力のチェックをしている
現場もあるとの話を聞いたことがあります。


さて、健康管理のポイントは、
本人の健康維持のみならず事故防止の観点からも、
 ①会社が従業員に対して、過酷な職場環境での従事、
  長時間労働など過重労働、ストレスの強い職場等で、
  健康被害や事故を発生させていないか
 ②会社が従業員の慢性的な疾患等を見逃していないか、
  一時的な体調不良を黙認していないか
であります。


さらに最近、アクセルとブレーキを踏み間違えた、
高速道路の出口を入口と間違えたというような高齢者の
交通事故も多く耳にします。


高齢の従業員を運転業務に従事させている会社様も多いことと思いますが、
高齢者雇用の進む中、この点も注意を要することと思います。


社長様におかれましては、事故を防ぎ、安全を確保するためには、
従業員の健康管理には、次にお話をする法定の健康診断は最低限の義務とし、
それ以上の、従来にも増した注意を払っていただきたいと思います。

㈱二十一世紀総合研究所は、皆様の会社のリスク管理にも、
お役にたたせていただきます。お気軽にご相談をください。
スタッフ一同、一丸となってサポートさせていただきます。


よろしくお願いいたします。


(公財)日本生産性本部認定経営コンサルタント/技術士
高橋秀樹


★今日の一言 「会社のリスク管理は、従業員の健康管理から」


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