屋根ひとつ、お茶一杯 1 | 天森の楽々日記

天森の楽々日記

自由人♀の日々の記録

 

 

 

我々はお金がなかったら生きられないということになっている。でも、本当にそうだろうか…?という疑問に答える本である。どうやら、生きられそうだぞ、と。

移動式の家にすれば家賃がかからなかったり、水は公園で補給できたり、電気は太陽光発電やバッテリーでまかなえたりするのだ。

 

日本であれば、0円でも生きていくだけならは可能なのである。

私がなぜこういう本を好んで読んでいるのかというと、学生の頃にいつ0円生活に放り込まれるか分からないと思いながら生活していたからである。

 

親が「言うことを聞かない奴は出て行け」という考えの持ち主だったので、何回ともなく家出するハメに陥った。

その時にお金を持たずに夜を明かすには車を河川敷に停めてその中で寝ると良いというのも学んだ。

今では「毒親」という言葉もあるのでいきなり家を追い出す親もいるだろうことが認識されているけれども、当時はそんな言葉はなかったし、親の言うことを聞かない私が悪いということになっていた。

 

(続く)