2019年８月19日(月）
「え〜っと
「そうそう！
こんにちは
突然ですが
今日は母の誕生日
終戦４日後に生まれた母
今日で74歳になりました
自営業を辞めたら…
70代は一緒にあちこち旅行に行こうね
と
そういう日を夢見て
ずっと仕事と介護を頑張っていた
母だったのに
４年前の今日
母と私と娘ちゃんの３人で旅行に行ったのが
最初で最後の旅行になってしまいました
今思えば
あの旅行の時から
少し認知症の症状が出ていたんですよね
認知症になるにしても
苦労ばかりしていた母が
もう少し自由な時間を楽しんだ後の発症だったら
よかったのですけどね
でもね
私、こう見えてすっごく孝行娘でね
ぷぷぷ、自分で言ってる〜
物心ついた時から
とにかく家の手伝いをよくする
いい子だったのよ〜
ははは、まだ言ってる
母の愚痴も
ず〜っと聞いてあげていたし
いつもいたわってあげていたし
優しい娘なのよ〜
まだ言うか〜
だからね
母に対して
「もっとこうしておけばよかった」
みたいな後悔はない
今では
顔を見ても娘だとほぼほぼ認識できなくて
「え〜っと いつもお世話になっているけど
誰だったかしらね〜
」
」 （ニコニコ笑顔でごまかす母）
という感じだけど
それでも全然構わないの
悲しいとか暗い気持ちにはならないし
目の前では娘だと認識できないのに
昔の話をすると
「そうそう！ よちこちゃん、昔のことよく覚えているね」
と私のことを思い出してくれるので
今は会うたびに昔の話をして
懐かしみながら一緒に笑っています
先日
最後に残っていた定期預金を解約して
なんとか普通預金に移すことができて
かんぽの保険の問題はまだ残っているけど
自宅で父が介護できなくなった時に
入所する施設も仮予約して
老後の対策はひと通り完了しました
「年老いて
よちこちゃんに迷惑はかけたくない
施設に入所する費用は貯めているから」
と言っていたしっかり者の母
有言実行！ ありがたいです
昔のことについてはまだ記憶があって
会話が成立するので
同級生のみなさんや
母が若い頃のいわゆるママ友さん達が
今でも月１ペースで
食事会に連れて行ってくださるなど
楽しくすごせている母
周りの方に恵まれていて幸せ者です
まだまだ身体は元気なので
これから先も長生きして
ずっと笑顔を見せて欲しいと思っています