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16年前の大震災。
僕の街は震災ど真ん中でした。

被災後、食べ物を口に出来たのは三日目でした。
火に囲まれ、周りの建物は崩れ、崩れた建物から怪我人を助け出し…


毎朝のように低空飛行する報道ヘリコプターの爆音で目覚め
車で過ごす夜は真っ暗で静まり返り、余震のうねりが響き渡り眠れない。

テレビもラジオもどのチャンネルも被災者には辛い現実しか報道しない。

現場の人々は生きる事に必死なんです。
目の前の現実に立ち向かう事に必死なんです。

状況を確認するための報道は必要です。

でも、そればかりでは恐怖を煽るばかりで、気が滅入ります。

ひと時だけでもホッとしたい、被災前の普通の生活を感じたい。
孤立していない事を感じたい。


役割分担して、音楽を流すラジオや
アニメやバラエティーを流すテレビは有るのでしょうか?

人は心と身体で出来ています。

そこに愛情があれば
目の前の現実と戦う力になるはずです。


まだその時期ではないのでしょうか?




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